著者は高熱の後遺症で、1歳10ヵ月で聴力を失ったそうです。青森県のろう学校幼稚部に通った経験はありますが、コミュニケーション手段は手話よりも筆談が中心とのこと。すごいのはここからです。「筆談術を磨くことで、夜の銀座を生き抜いてきました」というのですから、ふるってます。
もちろん客商売ですから、ただ筆談だけすればいいという、簡単なものではなかったでしょう。相手に合わせた出し方を工夫して考えてきているから、客商売ができたのだろう、と感心しました。
ですが、まだ20代半ばと若い彼女、コミュニケーションについてもまだまだ過渡期にあるのではないでしょうか。同じ聴覚障害を持つ者として、今後どうなるか、注目したいところです。
なお、未成年にはちょっと不適な内容を含みます。