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笹まくら (新潮文庫)
 
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笹まくら (新潮文庫) [文庫]

丸谷 才一
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

笹まくら…旅寝…かさかさする音が不安な感じ…やりきれない不安な旅。戦争中、徴兵を忌避して日本全国に逃避の旅をつづけた杉浦健次こと浜田庄吉。20年後、大学職員として学内政治の波動のまにまに浮き沈みする彼。過去と現在を自在に往きかう変化に富む筆致を駆使して、徴兵忌避者のスリリングな内面と、現在の日常に投じるその影をみごとに描いて、戦争と戦後の意味を問う秀作。

登録情報

  • 文庫: 427ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1974/8/1)
  • ISBN-10: 4101169012
  • ISBN-13: 978-4101169019
  • 発売日: 1974/8/1
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 52,795位 (本のベストセラーを見る)
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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫|Amazonで購入
先の大戦で「徴兵忌避」した男、浜田の癒されぬ心の傷や周囲の偏見を通じて、「あの戦争が残したものは何だったのか」を追求した秀作。戦後(昭和37年頃か)、浜田は徴兵忌避した事を公には隠して大学の事務局に勤めている。しかし、徴兵忌避後、杉浦と名乗って、全国を砂絵師として苦難の逃避行をした事が忘れられない。ここで作者の技巧があり、浜田の回想シーンに入る際、何の断りもなく、単に名前を杉浦と変えるだけなのである(出奔後)。過去の回想と現在の姿とが交錯し、浜田の彷徨する心が巧みに映し出される。

浜田は積極的に徴兵忌避を選択したのだが、負い目を感じている。家族に、戦争に行った友人に、愛人に、そして自分自身に。それは、現在でも続いている。戦後なのだから、「「徴兵忌避」は正義だった」と主張する事も可能なのだが、実際には出来ない人間心理の綾が描かれる。そして遂に、昇進問題をキッカケに徴兵忌避の件が多くの人の知る所となり、左遷の通告。俗人の嫉妬と保身である。ここで過去の回想に入り、戦争に行く友人達と交す国家論・天皇論は作者の信条そのものであろう。軍隊・戦争嫌いの作者の願望が浜田を産んだとも言えるが、結末に向かって、徴兵忌避を決意した時の浜田と現在の浜田の"我儘"を中心とする現実把握力のギャップを冷静に記述している手法は流石と思った。浜田の妻の件も、逃避行中の愛人との対比で皮肉が効いて
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49 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 この小説は、45歳の大学の事務職員の平凡な日常風景から始まります。どこから見ても、何の変哲もない中年男ですが、実は、かつて「徴兵忌避者」として、5年間日本中を逃げ回った過去を持つ人物だったのです。
 小説は、徴兵忌避者として孤独で不安な逃亡の日々を送る青年の姿と、20年後の中年の日々とを交互に描いていきます。二つの時間のコントラストが鮮やかであればあるほど、過去の日々が鮮烈に浮かび上がるという手法です。
 この手法は、うまくいっています。他にも、新聞記事の文体や、酔っぱらいのモノローグ(丸谷の独擅場!)など、文体の見本帳ともなっています。
 ジョイスを読んだことのある人なら分かると思いますが、眠くなった人の独白は、平仮名が多くなっていき、句読点も少なくなっていきます。そのへんの文章効果をじっくり楽しんでください。
 なお、この作品で最も見事なのは、最後の数頁です。倒叙法の記述により、哀切で叙情的な文章が、かつて例がないほど複雑な味わいを生む効果を出しています。
 やはり、これは傑作です。
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20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 文句ない傑作です 2008/4/28
By m.n
形式:文庫
米原万里さんの絶賛評を読んで買いましたが、予想を大きく超える大傑作でした。
ごくごく平凡な大学職員である主人公。。。。
しかし、過去と現在が同時にフラッシュバックする独特の文体が、
主人公の脳裏を再現するかのような非常な緊迫感を生み出しています。
あの暗い時代の息が詰まるような苦しさ、、、
戦争とか徴兵の重みを、戦争の悲惨さを伝える類書とは違う、
まさに、自分の身の上に迫る内面の恐怖として、ひしひしと感じることができました。
そして、安寧かに見えた主人公の現在の生活にもラストで予想外の亀裂が。。。
これだけの深みある内容に加え、ミステリのような醍醐味まであります。
これだけの傑作なのに、米原さんが紹介してくれるまで聞いたことがありませんでした。
おすすめです。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sayu
形式:文庫
徴兵忌避者であった男の、戦時中、そして戦後の生きざまを書いた物語。

骨太の小説らしく、安易に読み手の興奮や情動を促すような手法を取って
いないので、昨今のエンタメ小説を読みなれている者からすると、読み通すのが
若干つらかった。
(勿論、ところどころ息を詰めて読んでいる箇所もあって、酔っぱらいの
独白のくだりや、後半部の友人三人のやり取りなど、個人的に好きな場面)

しかし…。
小説の最後、戦後は既成社会に属してまともに生きてきた(はずの)主人公の、
あるきっかけを通じて湧き上がる自由への感慨と新たな決断が描かれる。
そしてその直後に、今まさに徴兵忌避に身を投じようとしている若者の胸の内が
読者に明かされ、その現在と過去の描写が著者の「意識の流れ」の手法効果も相まって
物語の最後に、読む者に二乗のカタルシスをもたらす。
そして小説の最後の一文は、これまで読んでいたはずの物語の「新たな始まり」を告げる
ようで、読者に鳥肌が立つような気分を味あわせてくれる。
こうした瞬間って、自分の人生では味わえない、まさに小説でしか味わうことの出来ない
ものだと思う。

それにしても、最後の場面ではここまで読者の
... 続きを読む ›
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5つ星のうち 5.0 悪夢のような恐ろしい小説
戦前に徴兵忌避をして、偽名を使い、全国を香具師の一種の砂絵屋になって放浪し、危機を乗り越えた主人公が、戦後20年以上たって、前歴のせいで職場(大学の事務職員)で次... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: 太宰ファン
5つ星のうち 5.0 読んで本当によかった。
普段フィクションは読まないので、流行にのって村上春樹とかを読むと、楽しめたためしがない…... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: muji
5つ星のうち 3.0 とてもよく出来た小説
主人公の徴兵忌避者としての過去が、現在に影を落とし、今の生活を脅かしはじめます。ですが、生活レベルが低下する程度のことで、生命の危機に陥るわけではなく、サスペンス... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: 足長クジラ
5つ星のうち 4.0 かつての徴兵忌避者も平和な日常のしがらみからは逃れられなかった
戦中の徴兵忌避者としての生活よりも、戦後のサラリーマンとしての生活の方が息苦しいのはなぜだろう。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: へな子
5つ星のうち 5.0 いちばんのお気に入りです
丸谷 才一の小説の中ではこれがいちばん好きです。
読んでいて気分が浮いたり沈んだりしますが、最後にとても清々しいものを感じます。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: 安井岳彦
5つ星のうち 5.0 「笹まくら」は「旅枕」の意?
不思議な小説である。テーマは戦争中、徴兵忌避をした男の物語。東京・青山の町医者の息子として育った主人公の浜田庄吾は旧制の官立高等工業学校の無線工学科を卒業し、無線... 続きを読む
投稿日: 2012/6/19 投稿者: 読書散歩
5つ星のうち 5.0 モア・ザン・知的エンターテインメント
米原万里の書評経由で本書にたどり着きました(レビューを読むと他にもそういう方はけっこういらっしゃいますね)。おもしろかった。... 続きを読む
投稿日: 2012/5/25 投稿者: 朝犬
5つ星のうち 5.0 筒井もびっくり・・か?
... 続きを読む
投稿日: 2011/8/30 投稿者: jade7
5つ星のうち 5.0 文句なしの5つ星
徴兵逃れのために全国を旅した過去を持つ男の話
いい年してトイレに行けなくなりました
投稿日: 2009/10/27 投稿者: ポリッシュ
5つ星のうち 5.0 「ららら科學の子」へ
 まぎれもない傑作。
 ここまで面白くて、古さを感じさせない小説が
 43年前(2009年現在)に書かれたのは驚異的です。... 続きを読む
投稿日: 2009/6/7 投稿者: 魏
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