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第十四世マタギ―松橋時幸一代記 (中公文庫)
 
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第十四世マタギ―松橋時幸一代記 (中公文庫) [文庫]

甲斐崎 圭
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

自然を敬い、虔れながらも山人として失ってはならない勇気。それがマタギの根性―。時代の波が山村の姿を大きく変えた現在も、秋田・比立内でマタギとして生き続ける男がいる。伝統を受け継ぎつつ、山を暮らしの場として今の時代を生きる男の凄絶な半生記。

登録情報

  • 文庫: 313ページ
  • 出版社: 中央公論社 (1996/08)
  • ISBN-10: 4122026733
  • ISBN-13: 978-4122026735
  • 発売日: 1996/08
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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マタギの一生 2007/4/30
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 1989年に筑摩書房から出た単行本の文庫化。

 秋田・比立内でマタギの統領として生きてきた松橋時幸に取材を繰り返し、その半生をまとめた書物。熊狩りの本というよりは、マタギの家系に生まれた男の感じたこと、考えたこと、体験したことをまとめた本という印象。

 狩りに出る前の幼少時から初めての狩り、猟銃を使う練習、初めて熊を仕留めた話、戦後の変化などがエピソードごとに語られている。釣り、ムササビ猟、ウサギ狩りなどにも触れられており、マタギの日々の生活がリアリティをもって感じられる一冊だった。

 しかし、マタギというのは斜陽の世界である。マタギの人数も減っているし、熊も減っている。また、血なまぐさく、命の危険もある世界だ。そのなかでマタギとして生きてきた松橋の、悲哀が漂っている。
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形式:文庫
自然破壊や後継者不足でもはや純粋にマタギとしてだけ生きていく人がほとんどなくなった今(といってもこの本が1989年だからさらに20年たった現在はどうなってるのだろう?)
時の流れと昔ながらの伝統&習慣のなんとかうまくすり合わせていく道はないかと模索している比立内14代目マタギの松橋さんの半生を描いた1冊。

実話だけあって熊撃ちの場面なんかリアルで熊の怖さがしっかり伝わってきます!
印象深かった言葉はマタギが熊を撃つ時の心構えとして「熊を撃つ(ぶつ)どきは熊の毛の数万本の中の1本を狙う気持ちで撃て」という教え。

あともうひとつ、松橋さんが何気なく言い放った言葉「人間も自然の一部でしかないべっしゃ・・」
この一言にすべてが集約されてると思います。
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