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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
値段だけがネック,
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レビュー対象商品: 第十九期竜王決定七番勝負激闘譜―竜王・渡辺明vs.棋聖・佐藤康光 (単行本)
今回の渡辺竜王VS佐藤挑戦者の激闘は、近来になく熱戦が多くありました。特に第2局、第3局、第5局は、大激戦でした。 観戦記で読むといっそう詳しくわかり楽しめるのですが、毎回思うのは値段が 安くならないかなあということです。 今回は、挑戦者決定3番勝負(2連勝で佐藤が丸山を撃破)と竜王戦7番勝負(フルセット) を掲載していますが、この値段であれば竜王戦トーナメントも含めるくらいで あってほしいと感じました。 こうゆう魅力的な観戦記を読売新聞なら読めると宣伝にもなると思うのですが、、 ★4つは、今回の7番勝負が素晴らしい戦いだったからであり凡戦なら★3つですねかね。 名人戦の本といい竜王戦の本といい一度新聞に載っている観戦記なのでもっと 安くできるはずなんですけどねえ。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「勝負の流れ」の存在,
By Gekka "月下の調べ♪" (東京都日野市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 第十九期竜王決定七番勝負激闘譜―竜王・渡辺明vs.棋聖・佐藤康光 (単行本)
竜王戦の挑戦者には、なぜかその年で最も勢いのある棋士がなることが多いと言われる。これまで連続3期しか防衛記録がないのも事実である。渡辺は当時の名人でもあった森内竜王を破ることで単に勢いのある棋士ではないことを証明し、さらにその後の好成績とタイトルを維持することで棋界の新しい第一人者としての評価を徐々に獲得しつつある。その渡辺竜王に昨年挑戦したのは、やはりその年で最も勢いのある棋士、佐藤康光棋聖だった。佐藤棋聖は、以前は絶対指さなかった戦法(例えば振り飛車、右玉等)を最近は多用するようになり、昇華した独自の最先端研究や棋理が抜群だったためか圧倒的な強さを見せ付け、彼のこれまでの棋士人生でピークとも言える時期を迎えていた。「彼(渡辺竜王)とは読みが合わない」としきりに唱える佐藤棋聖、佐藤乗りの声が多い風潮に「私は下馬評を裏切るだろう」といつもの大胆発言をする渡辺竜王。この2人の七番勝負は、「勝負の流れ」の存在を大きく意識させるものとなった。この本の序文で渡辺竜王自身も、この七番勝負の流れを大きく意識していたことを告白している。これは2人がお互いの人物をイメージしあった結果発生した現象であり、当初はすれ違っていた2人の想いが、直接対決を通して強くコミュニケーションしたのが今期竜王戦だったと言えると私は思う。 全局を通して、稀に見る「精力戦」だったことがあらためて深く伝わってくるのが本書である。第三局の124手目△7九角、第七局の2手目△3二金、この2つの手が我々観戦者にとっても特に印象的だが、指された側に与えた印象が勝負に大きく作用しているのが解り興味深い。
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