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第二ファウンデーション ―銀河帝国興亡史〈3〉 (ハヤカワ文庫SF)
 
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第二ファウンデーション ―銀河帝国興亡史〈3〉 (ハヤカワ文庫SF) [文庫]

アイザック・アシモフ , 岡部 宏之
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 777 通常配送無料 詳細
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登録情報

  • 文庫: 366ページ
  • 出版社: 早川書房 (1984/12)
  • ISBN-10: 4150105928
  • ISBN-13: 978-4150105921
  • 発売日: 1984/12
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 141,012位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
壮大な未来の歴史物語の大御所といってよいシリーズです。
「ローマ帝国衰亡史」をモデルに架空の未来史を作り上げた
アシモフは科学・歴史など多芸な才能をもった人物だということが、
改めて分かる作品です。
「銀河英雄伝説」などもこの作品の影響を受けたことからも、
やはり一度は読んでおきたい作品です。

で、この巻はファウンデーションの最大の敵として立ちはだかった
ミュール、そして謎に包まれていた第2ファウンデーションが物語りの
中心になります。
シリーズはこの後も続きますが、アシモフが一度筆を置いたように
この3部作で一区切りがついており、
続編は蛇足という感もしないわけでもありません。

このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
星界の果てに 2008/5/23
形式:文庫
壮大な銀河帝国興亡史。ファウンデーションシリーズの3巻目です。
ハリ・セルダンが銀河帝国の衰退と、ファウンデーションによる第二銀河帝国の勃興を予測してから約300年。
ミュールの存在により、ハリ・セルダンの<プラン>に揺らぎが生じてしまった。
ファウンデーションの人の心に本来秘密裏に陰からファウンデーションを支えるはずの第二ファウンデーションの存在が深く刻まれてしまった。

本書は、第一部 ミュールによる探索、第二部 ファウンデーションによる探索、の2部構成です。
どちらも第二ファウンデーションを突き止めようとします。
はたして第二ファウンデーションはどこにあるのか?
3巻目は完璧に謎解きの心理戦、頭脳戦がメインです。
完璧なSF設定を下敷きに繰り広げられる謎解き、アシモフならではです!
面白すぎて、たまりません。

解説を読んでびっくりしましたが、3巻分のストーリーが最初からあったわけではないそうです。
1巻目で終わることも考えながら、いきあたりばったりで書き始めたらしい。
人気が出たから次々と書き足していくことになったとか。
よくもまぁ最後まで破たんさせずに書き終えることができたなぁと感心します。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
このシリーズ全編に登場する「心理歴史学」と言う仮想理論は、
SF的論考として興味深いだけでなく、
出版当時(1942年)からすると驚異的と言って良い未来予測も含まれていた。

「衰退しつつある巨大な組織の将来的な滅亡自体は救えないが、
 遠く離れて影響の少ない場所に小回りの効く別組織を置くことにより、
 巨大組織滅亡の悪影響は最小限に抑えることが出来る。」
と言う、物語中の"ファウンデーション"の考え方は、
最近の現実世界のマーケティング理論にも同じものを見ることが出来る。
(現実の理論は「イノベーションのジレンマ」を読んで欲しい)

このような極めて論理的な論考に基づいて書かれたシリーズ第1作は、
社会科学的な興味を惹くアカデミックな面白さが特徴的だった。
ところがさすがのアシモフも、純粋に科学的な論考だけで、
「銀河帝国興亡史」と言えるだけの十分な物語は苦しくなったのだろう。
シリーズ第2作において、"精神作用力"を持った超能力者を登場させた。

精神作用力とは他人の心を自由に操る能力であるが、
これはある意味SFにおいては反則技かもしれない。
なにしろ、いくらでもご都合主義的な物語が出来てしまうのだから。
凡百の作家なら、せいぜい超人的なヒーローの能力に使うところだろうか。

もちろん、アシモフはそんな野暮なことはしない。
このシリーズ第3作で繰り広げられているのは、
精神作用力を持った者同士の丁々発止の騙し合いなのだが、
極めて高度な論理パズルの様相も見せてくれる。
さらには推理小説にも似た謎解きのスリルと、
物語が二転も三転も四転もした後に、さらに大どんでん返しがやってくるのだ。

ただし、高度な論理パズルに、少しばかり頭が疲れてしまうことには注意。
もちろん「パズル」が好きな人には堪えられない面白さなのだが。
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