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第三帝国の興亡〈2〉戦争への道
 
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第三帝国の興亡〈2〉戦争への道 [単行本]

ウィリアム・L. シャイラー , William L. Shirer , 松浦 伶
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,415 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

つとめて平和を口にすること、外交政策に慎重を期して、ひそかに再軍備を進めること―。独裁制を確立したヒトラーがとったこの戦略はことごとく功を奏し、オーストリアとチェコスロヴァキアの無血征服という完璧な勝利をドイツにもたらす。イギリスやフランスなどの民主主義諸国は、なぜヒトラーの野望を食い止められなかったのか。息詰まる外交戦でヒトラーが見せた、その天才的な手腕とは。膨大な資料と豊富な取材経験を駆使してナチス第三帝国の全貌を描き上げる、第一級の歴史ノンフィクション。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

シャイラー,ウィリアム・L.
1904年シカゴ生まれ。ジャーナリスト、歴史家。コー大学卒業後、渡欧。『シカゴ・トリビューン』紙の特派員などを経て、CBSのヨーロッパ支局長に。ドイツのオーストリア併合など、数々の歴史的事件の報道に携わる。1940年、戦況の悪化に伴ってアメリカへ帰国し、自身の経験をもとにしたベストセラー『ベルリン日記』(筑摩書房)を発表。1960年に発表した『第三帝国の興亡』では全米図書賞を受賞する。著書多数。1993年没

松浦 伶
1936年島根県生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。雑誌・書籍の編集者を経て、翻訳に従事。2007年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 454ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2008/06)
  • ISBN-10: 448800377X
  • ISBN-13: 978-4488003777
  • 発売日: 2008/06
  • 商品の寸法: 18.4 x 13.2 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 藤崎健一 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 全5分冊の第2巻。本書では1934年のオーストリア首相暗殺から1939年の
チェコスロバキア崩壊までを取り上げています。

・第三帝国下の政治・経済・社会とはどんなものだったのか?
・オーストリア併合に至る過程
・オーストリアだけでは飽き足らずチェコスロバキアの崩壊
(それによる領土拡張など)を狙うヒトラーと、当事国並びに周辺国の思惑。

 そこら辺に詳しく迫った一冊です。英仏が何故第三帝国(ナチ)の実力を
見誤ったのか?という部分に迫れていないのは残念なのですが(この点について
は著者も当時の各国情報部は把握していた模様としか書いていない)、第三帝国
と英仏の動き・思惑を一気に俯瞰出来るという点では(財布に優しい点も踏まえ
て)お勧めの一冊です。

 ただ(これは第1巻のレビューにも書きましたが)横文字名前が多々登場します。
なので、誰が誰だか分らなくなることも有りまして・・・折角、再販するので
あれば(それも新訳で)、人名録等や年表など、日本独自の要素を付け加えて
貰えると、読者の便に応えたのではないかと思う次第です。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
帝国の躍進 2011/4/30
形式:単行本
 ドイツでの権力の掌握を終えたヒトラーは、「生存圏の拡大」を
 唱えて、侵略行動を始めた。
 ドイツの軍事的な背景と、他国の動向を見事に見抜いてのヒトラーの
 外交の前に、オーストリア、ミュンヘン、チェコスロバキアは無血で
 征服されてしまう。

 「ヒトラーの成功を最初の数年間に磐石のものにしたのは、
  外交関係の勝利でさまざまの無血征服の成果を上げたばかりでなく、
  ドイツの経済復興で大きな成功をおさめたからである」

 独裁というものに、この時代の人々には、今ほどに抵抗がなかったかと
 思う、ほんの少し前までは、民主主義は当たり前のものでもなかった
 わけだし。反面、独裁を呼び戻したことで、国土が増え、景気が
 回復したとすれば、国民は沸き返ったことだと思う。このころの
 ヒトラーの権力基盤は、軍事力を背景にした恐怖政治ではなく、
 民衆の支持であったことが伺える。

 「名誉あるドイツの学問の歴史に汚点を残す情景…大学生の数は
  半分以下…眩暈がするほど学問の水準は落ちた」

 「ヒトラーの側近中の側近だったボルマンが1941年に公言して
  いるように、「国家社会主義とキリスト教は相容れない」のである」

 「世界の大部分の未来にとって残念だったなことに、大戦の可能性に
  ついてより抜け目のない考えを持っていたのはヒトラーであり、
  辞めたばかりの参謀総長ではなかった」

 ヒトラーは演説がうまかったと聞く。国民受けは非常に良かったろうし、
 国民が求めることを見事に見抜いて行動することもできた。
 他国への読みも誤ることもなかった。
 そういう意味で、天賦の才能をもつ希有の存在だったと思う。

 しかし、それが長期にわたって国家を運営していく才能であったのか。
 戦争を引き起こし、大虐殺にいたる経緯のなかで、彼の本質が、
 国家元首としてふさわしかったのか。

 他民族、宗教とも融合できない国家元首は、ドイツもそして自分自身の
 孤独をも深めていくのだろうか。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
なぜか高評価の人が多い
他の人間の書いた本、
とくにエルンスト・ノルテ、ノルベルト・フライ、
村瀬興雄、ヴェルナー・マーザー、そしてヨアヒム・フェストらと比べれば
いかにトンデモかよくわかると思うんですけどねえ
それ読んでる人なら少なくともおかしい偏りすぎってことくらいはわかると思うんですが…
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