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第三帝国の神殿にて〈下〉―ナチス軍需相の証言 (中公文庫BIBLIO20世紀)
 
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第三帝国の神殿にて〈下〉―ナチス軍需相の証言 (中公文庫BIBLIO20世紀) [文庫]

アルベルト シュペーア , Albert Speer , 品田 豊治
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

追いつめられ、次第に孤立し疲弊していくヒトラー。そして彼を取り巻く側近たちの動揺と離反。絶望的状況の中、斜陽の帝国は遂に破局を迎える。ナチスドイツの実態をその内側から捉えた驚くべき記録の後編。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

シュペーア,アルベルト
1905‐1981。マンハイムの中流家庭に生まれる。ミュンヘン工科大学卒業後の1931年、ヒトラーの演説を聞きナチス党に入党。ニュルンベルク建設総監やベルリン都市計画立案責任者などを歴任、多数のナチス建築を手掛け、ヒトラー側近の一人となる。1942年には軍需相に任ぜられ、以後、戦争工業の推進者的役割を演じる。1946年、ニュルンベルク裁判では禁錮刑を宣告される。服役中より回想録のメモをとり続け、出所後の1969年に刊行した

品田 豊治
1913‐1994。上智大学経済学部卒。ドイツ・ミュンスター大学に留学。帰国後、上智大学経済学部講師。戦後は吉田内閣国務大臣秘書官、国会図書館館長次室長等を歴任。58年同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 469ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2001/08)
  • ISBN-10: 4122038812
  • ISBN-13: 978-4122038813
  • 発売日: 2001/08
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 447,981位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
上下読み終わりました。
感想。
シュペーアは第三帝国の中心的活動にかかわった人物なので、絞首刑になる罪があったかもしれません。いくら知的でナチっぽくなかったとは言え、その活動はナチスやヒトラーのためでした。

しかし、この本を出したことでヒトラーとその仲間たちの様子がよくわかりました。特に閣僚同士が足の引っ張り合いやら陰謀やらをしている様子が興味深かったです。彼が絞首刑にならず、この本を出版できたことは、世界にとって良かったと思います。

ヒトラーが独裁的でなく、優秀な軍人や技術者に権限委譲できていたら、第三帝国はいまごろ栄えていたかもしれません。そうでなくてよかったというべきか。

第三帝国について知りたい人にはおすすめです。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By speer
形式:文庫
建築を介してヒトラーと接点を持ち、ナチスの軍需大臣となっていったシュペーアが語る内情は貴重なものだと思います。上巻はスターリングラードのドイツ第六軍包囲まで、下巻はそれ以降、ニュルンベルグ裁判の様子までが書かれています。

連合国側からナチス高官の中で唯一話しができる人物と言わしめたシュペーアは時代に流されつつもドイツの一良識人だったのかもしれません。ヒトラーという触媒によってナチス様式という建築を組み上げたこと、そして教授、身内からとち狂ったと言われたことは時代の趨勢や雰囲気を感じさせます。次第に戦争、ナチス内部での葛藤、アメリカ参戦の影響をどう受け止めていたか、ヒトラーから心情的に離れられずにいつつも徐々に離れていくさま、全てを興味深く読み進めていけます。シュペーアが語っていることを読み返し、現代の様々な組織に当てはめて考えるのも一興です。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By lm700j
形式:文庫
ほどほどに仕事が出来る人間が集まっていたが故に話がややこしくなったなあ、と
おおかたのことは素人にしてはよく知っているヒトラー
モルヒネ中毒だったけど自分の権威に関わることではちゃんと判断ができたゲーリング
シュペーアのやることにはあまりじゃまをしなかったゲッベルス
対して地方ではナチスがなけりゃ取り立てられなかったであろうDQN幹部ばっか
総力戦といいながら色々足の引っ張り合いが続いていた
そういう中で話を聞いてもらえる内容からぼちぼち実現をさせていった
場合によっては幹部同士の相反を利用して気に入らない幹部を追い落としもした
良心的っていうけど割と腹黒い面もあるんだよな
ほんでシュペーアが目指していたのはどういう世界だったのであろうか
ドイツの勝利?ナチスの勝利?ヒトラーの勝利?
良心的とはいえナチスの大幹部でもあり
その中で割とましな選択をしてきただけなのであろう
今更ナチスに反発したとしてもクビになって収容所送りなだけである
自分の属している組織の狂気と暴走に直面したときどうすればいいんだろうか
とっとと降りて逃げるか、振り落とされて轢死するか、なんとか制御しようとするか・・・・
反発して収容所送りになる位なら出世して少しはマシにしようと考えるかな
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