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第一阿房列車 (新潮文庫)
 
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第一阿房列車 (新潮文庫) [文庫]

内田 百けん
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」。借金までして一等車に乗った百〓@6BE1@先生、世間的な用事のない行程を「阿房列車」と名付け、弟子の「ヒマラヤ山系」を共づれとして旅に出た。珍道中のなかにも、戦後日本復興の動きと地方の良俗が描き出され、先生と「ヒマラヤ山系」の軽妙洒脱な会話が彩りを添える。読書界の話題をさらった名著を新字新かな遣いで復刊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

内田 百〓@6BE1@
1889‐1971。本名・内田栄造。別号・百鬼園。岡山市に酒造家の一人息子として生れる。旧制六高を経て、東京大学独文科に入学。漱石門下の一員となり芥川龍之介、鈴木三重吉、小宮豊隆、森田草平らと親交を結ぶ。東大卒業後は陸軍士官学校、海軍機関学校、法政大学のドイツ語教授を歴任。1934(昭和9)年、法大を辞職して文筆家の生活に入った。初期の小説には『冥途』『旅順入城式』などの秀作があり、『百鬼園随筆』で独自の文学的世界を確立。俳諧的な風刺とユーモアの中に、人生の深遠をのぞかせる独特の作風を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 317ページ
  • 出版社: 新潮社 (2003/04)
  • ISBN-10: 4101356335
  • ISBN-13: 978-4101356334
  • 発売日: 2003/04
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
内田百の随筆は栄養満点なのですが、名人芸の落語に似ています。大笑いさせられる場面でも、演じている(書いている)方は澄ました顔をしている、或いは、しかめっ面をしている。内田百の数ある随筆や小説の中でも「阿房列車」シリーズは最上質のものです。とくに弟子のヒマラヤ山系との会話が絶妙で、なんだか尻切れトンボのようなものが多く、百先生も「?」なのですが、相手はしたり顔で澄ましている。そしてその逆もあり。大体しかつめらしい理屈を(屁理屈というべきか)ならべて、普通人の意表をつく所など可笑しくて可笑しくて大好きです。関西風にいうと「ケッタイなオッサン」の頑固な屁理屈と行状記。
でも真実をついているところもあり、何より文章は絶品です。
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
列車に乗る心 2007/5/29
By 志村真幸 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 1955年の新潮文庫版の復刊。伊藤整の解説もちゃんと収められているのが嬉しい。仮名遣い等は現代文に改められている。

 1950年に大阪へ行ったのを手始めに、静岡、鹿児島、東北、奥羽と5つの列車旅を収める。といっても旅の目的は汽車に乗ることだから、目的地での出来事が描写されているわけではない。また、汽車旅を描くといっても、車窓の風景を淡々と綴っているわけでもない。書かれているのは著者自身の心なのである。旅に出ることへの躊躇、列車での不快なこと、自己韜晦、他者への憤りなど。それが面白い。

 内田百間は読者を選ぶタイプの作家と思う。著者の人格を気に入るかどうか。そこが評価の分かれ目になると思う。
このレビューは参考になりましたか?
21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
きちんと背広を着て、帽子をかぶって、ステッキ片手に列車の旅。道連れはヒマラヤ山系氏。
ただ乗っているのがよく、しかも往復のうち往路だけがいいという百先生です。観光めぐりなどははなから眼中にありません。
おまけに往路は一等車で復路は三等車。借金してでも一等車だそうです。そこがまた百先生らしいのです。

この超ウルトラわがまま列車の旅の随筆のなかに、それらの理由が書いてありますから読んでのお楽しみです。

文章がうまく、また読みやすいので、たちまち引き込まれます。

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一味違う旅
宮脇作品に接するうちに、内田百'閧燗ヌまねばだめかと思った
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投稿日: 26日前 投稿者: jinen
「阿房」どころではない痛快鉄道文学
まじめな文体とまじめな言葉でくだらないことを書く滑稽さ。
何気ない風景もぐっと読ませる描写力は百'關謳カならではのもの。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: dslk29608
ユーモア最高
列車に乗るために列車に乗る、というのがそもそも面白いです。
ヒマラヤ山系くんとの珍道中には、ウフフというか、クスクス笑いが止まりません。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: 舞妓大好き
阿房列車
... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: hanaohanao
絶品♪
本来、エッセイ(随筆)って、読む側のスタンスが「さあ、読書するぞっ」という気負いがなくても読めるものだと思います。... 続きを読む
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大阪始発の列車のことを、大阪仕立ての列車というように。... 続きを読む
投稿日: 2008/8/5 投稿者: James
近代紀行文学の代表作?!
この書物に収められているのは1950年中頃、内田“百けん”栄造氏と平山“ヒマラヤ山系”三郎氏が国内を列車で旅行した経緯を、ほぼ詳細に、または滑稽に記されている。<... 続きを読む
投稿日: 2007/6/4 投稿者: 中野 和右
なぜか眠くなる本。
同僚に面白いですよ!と薦められて借りた第一阿房列車。

著者の内田 百けんは夏目漱石の弟子、芥川龍之介の友人。... 続きを読む
投稿日: 2005/12/28 投稿者: 1nii3
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