世間では「かわいく明るいあやや」というイメージが強く、そのイメージでしか期待されていない感のある松浦亜弥。「下り坂のアイドルが偉そうに上から目線でこんな曲を歌うな!」と言う声も聞こえてきます。しかし、アイドル絶頂期の2003年にリリースした「THE LAST NIGHT」という失恋の重たいバラードを、感情を込めて歌い切っていた松浦をご存知の方も多いはず。そして昨年の唯一のシングル曲「砂を噛むように・・・NAMIDA 」とカップリングの「ハピネス」という切ないバラードを、一年間ずっと大切にステージやテレビで心をこめて歌っていた松浦は記憶に新しいところです。厳しい見方をすれば歌唱力はまだまだなのかも知れません。しかしこの歌には7年近いキャリアを経て培ってきた松浦亜弥の人間的な魅力があふれています。彼女より歌唱力の無い「認知された歌手」もたくさんいるのもまた事実です。完成しつつある「歌手:松浦亜弥」に期待を込めて星5つ!