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笑う大英帝国―文化としてのユーモア (岩波新書)
 
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笑う大英帝国―文化としてのユーモア (岩波新書) [新書]

富山 太佳夫
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

王様も政治家も神様も、おかまいなしのイギリス・ユーモア!痛烈なからかい、目を覆うほどバカバカしいギャグ、ほろりとさせる優しい笑い―“笑い”と“英国”をこよなく愛する著者が、十八世紀から現代まで縦横無尽に例をとり、豊富な「笑いの文化遺産」の中に英国文化の本質を読み解く。『パンチ』等の貴重な図版も多数収録。

内容(「MARC」データベースより)

王様も神様もおかまいなしのイギリス・ユーモア! 痛烈なからかい、バカバカしいギャグ、ほろりとさせる優しい笑い。〈笑い〉と〈英国〉をこよなく愛する著者が、豊富な「笑いの文化遺産」の中に英国文化の本質を読み解く。

登録情報

  • 新書: 228ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2006/5/19)
  • ISBN-10: 4004310172
  • ISBN-13: 978-4004310174
  • 発売日: 2006/5/19
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Lucca9
形式:新書
モンティ・パイソンなどを見て、ちょっと笑って良いのか戸惑うとき
があります。
そんなとき、どうも日本とはタブーが大分異なるようだ、と思っていま
したが、その疑問に答える一冊でした。
笑いの元には、生も、死も、貴賎も問わず平等。
ここまでやられるといっそすがすがしいです。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
微妙な評価。 2011/4/24
By tabasco
形式:新書
イギリスの「笑い」を紹介した書籍。入門書としては最適だと思う。いろんな本や新聞を紹介していたので、是非、これからイギリスの「笑い」を極めようと考える人にとってはいいと思う。

個人的には面白いところ(ドン・カミッロのお話)はあったし、興味深いところ(戦争のお話)もあった。なのでそういう面の評価は高い。特にドン・カミッロの書籍は「絶対に読んでやろう、とりあえず日本語でだけど」と固く心に決めたほど。

けれども、イギリスの文化や歴史といったコンテクストが詳細に分からないところがあって、結局「その笑いの何処が面白いのか」という箇所が多かった。コンテクストを考慮すると言っていた割にはコンテクストについて語らないのは正直ハテナ。加えて、著者自身が結論を投げているのも良くないと思う。文章自体を練って書いたというよりも、適当に書いたという感も強かった。

なので微妙といえば微妙。けれども入門書としては良いと思う。結局評価がムズカシイ、というか人を選ぶ書籍だと思う。イギリス文化に触れている人は楽しめると思うが、僕見たくイギリス関係のテクストは読むけど、そのコンテクストにはあまり興味がない人にはちょっとハードルが高いのもかも知れない。

でもドン・カミッロ関係の書籍は絶対に読む。紹介してくれて本当にありがとうといいたいです。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tialit
形式:新書
ミスター・ビーンのような誰もが笑える普遍的な笑いを除けばイギリスの笑い感覚は我々日本人には理解しにくいが故に、文化としての笑いを語ることは難を要する。英文学の雄、富山氏が重い(軽い?)腰を上げ、一般読者にイギリスの笑いを語ってくれたことにまず言祝ごう。国(国王・女王)、政治(家)、宗教(家)、階級(主人と執事)、戦争、性(ゲイ)などなど、一見散発的な語りに見える本書は、イギリス文化を語る際には欠かせないテーマ群を中心にゆるやかに構成されている。イギリスの人間関係の基本は笑いとユーモアにあるとする著者は、18世紀から現代の様々な文化媒体を通して、笑いの本質を効果として醸し出す。効果と言ったのは、ややもすると本書は、笑いとユーモアの羅列に見えてしまうからだ。イギリス的とも言える笑うに笑えない酷な例からバカバカしいものまで、この笑いの羅列に最後までついて来れる読者はイギリス好きかユーモア好きかだろう。効果と言えば、著者の笑いの文化のもう一つの狙いは、既成の笑い論を変えること、つまり、何故笑うかという動機ではなく、笑いがつくるその効果にこそ笑いの本質があるということだ。この点だけとっても、文化としての笑い考への貢献と言える。「この商品の効果には個人差があります」とカバーの端っこにでも載せていれば、この本の効果もっとウィットに富むものとなったであろう。

  余談になるが、この本で富山氏が変わったと思う人もいるかもしれない。富山氏独特の語り口調がこの本では見られないからだ。テーマが笑いであり、しかも一般教養読者向けに書かれているということが氏の語り口調を変えた原因か。いずれにせよ、(慣れない?)読者サービス故に、著者の熱き想いが(やや)空回りしていることは否めない。ややもするとイギリス文化を新書に書き散らしている三文文士(学者)の口調に似てきてしまうと感じるのは私だけだろうか。
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