イギリスの「笑い」を紹介した書籍。入門書としては最適だと思う。いろんな本や新聞を紹介していたので、是非、これからイギリスの「笑い」を極めようと考える人にとってはいいと思う。
個人的には面白いところ(ドン・カミッロのお話)はあったし、興味深いところ(戦争のお話)もあった。なのでそういう面の評価は高い。特にドン・カミッロの書籍は「絶対に読んでやろう、とりあえず日本語でだけど」と固く心に決めたほど。
けれども、イギリスの文化や歴史といったコンテクストが詳細に分からないところがあって、結局「その笑いの何処が面白いのか」という箇所が多かった。コンテクストを考慮すると言っていた割にはコンテクストについて語らないのは正直ハテナ。加えて、著者自身が結論を投げているのも良くないと思う。文章自体を練って書いたというよりも、適当に書いたという感も強かった。
なので微妙といえば微妙。けれども入門書としては良いと思う。結局評価がムズカシイ、というか人を選ぶ書籍だと思う。イギリス文化に触れている人は楽しめると思うが、僕見たくイギリス関係のテクストは読むけど、そのコンテクストにはあまり興味がない人にはちょっとハードルが高いのもかも知れない。
でもドン・カミッロ関係の書籍は絶対に読む。紹介してくれて本当にありがとうといいたいです。