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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
寄生虫への愛が毛穴からあふれている,
By まつ (愛知県名古屋市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 笑うカイチュウ (講談社文庫) (文庫)
藤田先生を初めて見たのはNHK教育の寄生虫講座だった。そのとき、自分の腹の中で飼っていた寄生虫への愛情あふれるサマや、イカ刺しの中にいる寄生虫を見つけて喜ぶサマに、心を鷲づかみされたものだが、著作にもやはり鷲づかみされた。 やはり何がどうだろうが、最後は愛なのである。 「僕はツカツカと歩み寄って、彼女の左手をむりに開いた。カイチュウが出てきた。かわいそうに、三十センチほどのカイチュウは彼女の手で無残にも絞め殺されていたのだ!僕は彼女の介抱そっちのけで、もっぱら握りつぶされたカイチュウの方に気を取られ、なんとか息を吹き返せないかとカイチュウに人工呼吸などを試みたりしていた。」 トイレでお尻丸出しで倒れていた女性を助けた時の叙述である。 誇張はあるだろうけど、とにかく寄生虫への愛が全身の毛穴から溢れていることは確かだ。 こういうところが研究者のラブリーなところなのだが、距離を置いて接しようと決意させるところでもある。 必ずどんな専門家でも見つけてくる脅威の人脈を誇る『探偵ナイトスクープ』でも藤田先生は登場していたが、辻調理師学校のあの先生(名前忘れた)のようなレギュラーになるのは難しそうだ。 容姿も物腰も、とっても常識的だもん。
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
身近な寄生虫の危険を避けられるようになる本です,
By
レビュー対象商品: 笑うカイチュウ (講談社文庫) (文庫)
著者は東京医科歯科大学の教授で、日本でも数少ない寄生虫学の研究者です。読みやすいエッセイですが、著者が「医学的な本筋は逸脱しないように心がけたつもりである」と言っているように一般的日本人が寄生虫に対して持っておくべき知識はきっちりと盛り込まれています。寄生虫と花粉症・アレルギーの関係、寄生虫と考古学、ペットやげてもの食いによる感染など興味深い話や衛生上有益な情報を得ることができます。寄生虫についての最初の一冊にもよい本だと思います。
14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
面白いし、ためになる,
By シンバは元気 "レディも元気" (U.S.A) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 笑うカイチュウ (講談社文庫) (文庫)
文章も内容も面白いので、それだけでも十分なんだけれど、ためにもなる。知らなかったことがわんさかでてくる。トイレ後の手洗いの必要性、野菜を良く洗う必要性など、私がついついおざなりにしていた事が、本当はとても重要だとわかって、本当に良かった。私は気軽に東南アジアに出かけるので、その点でも、いろいろな注意点が書かれていて、本当にためになった。とにかく、笑えて、知識が増えるのなら、読むべし!
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