かつて横山やすし・西川きよしのマネジャーを務め、現在は同社の常務取締役である木村政雄氏が、吉本流のユニークな経営戦略と、体を張ってつかみ取った商いの法則を披露する。
先月、同社は「老人介護の話題は何かと暗くなりがち。この分野にもお笑いを供給していく」とマスコミに発表した。日本の企業が、お笑いを軸に、米ウォルト・ディズニー社のような総合エンターテインメント企業を築き上げるためには何を成すべきか。
本書では、バブル時期に地方自治体が建てた余剰文化施設に対し、積極的にソフトを供給する戦略などを紹介。公共機関との新たな関係を築き上げることで、更なる拡大を模索する。
また、広告代理店や総研が提供するマーケティングサービスが、データや理論に偏りすぎている点を批判。経営陣自らが顧客の本音にしっかりと耳を傾けよと助言する。
(日経ビジネス2000/2/21号 Copyright日経BP社.All rights reserved.)
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最も参考になったカスタマーレビュー
5つ星のうち 3.0
一部上場企業としての吉本興業の顔,
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レビュー対象商品: 笑いの経済学 ―吉本興業・感動産業への道 (集英社新書) (新書)
読み飛ばした部分も多いが、読む価値があった部分については、新たな視点・発想のヒントを多く与えてくれた。「感動産業」、「ライバルはウォルト・ディズニー」といったキーワードから、さんま・ダウンタウン・99らの有名タレントを抱える芸能プロダクションとしての吉本興業ではなく、一部上場企業としてのユニークな戦略を垣間見る事ができる。 但し、読み飛ばした部分、著者の信じる仮説が自分には納得できない部分も多く、星3つ(3.5に限りなく近い)にしました。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
新しい枠組みの創造方法を学びたかったが・・・,
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レビュー対象商品: 笑いの経済学 ―吉本興業・感動産業への道 (集英社新書) (新書)
物事がうまくいっていないときはもちろん、うまくいっているときもやがて行き詰ることを思って、手を打とうとする。現状の「改善」では届かない新しいことをいかに発想し、いかに現状を否定し、いかに新しい芽を育てていくか-そういうことに関心があって、身近でかつ実力を兼ね備えたと思っている著者のこの本を手に取った。いくつか参考になる点はあった。が、短時間で仕上げなければならなったのか、もしかしたら口述筆記(でなければ大変失礼!)かもしれないような「深み」のなさは正直ちょっと期待はずれでした。 しかし、確かに新しいことを創造し続ける著者のマインドは伝わったし、懸命で老獪な手法も垣間見ることができた。続編が出ればぜひ読みたい。
11 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
自己満足の「つぶやき」に過ぎない,
By だとも (Tokyo, Japan) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 笑いの経済学 ―吉本興業・感動産業への道 (集英社新書) (新書)
吉本興業の取締役による「つぶやき」にすぎず、あえて本を買ってまで読むレベルではない。「つぶやき」と言ったのは、本書中で述べられている主張は著者の思いこみ以外の何ら客観的な事実にサポートされていないからである。たとえて言うならば、インターネットで公開されている日記のような、自己満足だけに終わっているとでも言おうか。 たとえば、「文化は西から」の項で、日本人メジャーリーがーに大阪出身者が多いことを理由に、「野球界では大阪勢ががんばっているのがよくわかります。」と論ずるところや、学生時代には落ちこぼれだったタレントが多いことから、吉本を「落ちこぼれの才能を引き出す更正施設」ととらえる下りは、著者が本書を書くに当たって、ものごとを本当に深く掘り下げていないことを端的に示す。 仮に、著者が吉本興業というユニークな企業体を形成するのに貢献したのだとしたら、少しでもその片鱗を見せてもらいたかったものである。
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