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竹島は日韓どちらのものか
 
 

竹島は日韓どちらのものか [新書]

下條 正男
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

韓国の主張に根拠がないこれだけの理由
韓国は灯台を建設し切手を発行するなど実効支配しているが、著者が文献を渉猟して得た結論は日本領。経緯、争点を平易に解説する

内容(「BOOK」データベースより)

韓国は警備隊を派遣し灯台を建設するなど、一九五四年から竹島を実効支配し、領有権をめぐっての日本との協議を拒否し続けているが、歴史学者である著者が史料を渉猟、歴史的根源にまで遡って調べた結果は日本領。問題がここまでこじれたのも、事実よりも感情や理念が先走る韓国側の傾向、論争を避ける日本側の事なかれ主義に原因があると指摘する著者は、日韓の冷静な対話を呼びかけている。争点を整理した、竹島問題とは何かを知る絶好のガイド。

登録情報

  • 新書: 188ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2004/4/21)
  • ISBN-10: 4166603779
  • ISBN-13: 978-4166603770
  • 発売日: 2004/4/21
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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By 糸音 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
最近の教科書でも「韓国の不法占拠」と書かれるようになった竹島。

日韓関係の最大の問題である竹島はどちらの国が領有すべきか。

主に歴史的な領有関係を中心に論を進めた書である。

竹島は飲み水も確保できない絶海の無人島である。

そんな島なので近代になるまで日本・韓国のどちらも関心が殆どなかったのは当然といえば当然である。

まず複雑なのは島の名称。時代によって「于山島」「松島」「竹島」それぞれの名称と島の対応が錯綜する。史料を読むにもどの名称がどの島を指しているか慎重に読まなければならない。そこに鬱陵島やその附属する岩礁、架空の島が出てきてかなり難しい。

さらに近代になると日韓の政治的な問題も絡んでくる。

1905年の日本の島根県編入宣言。1952年の李承晩ライン。

無人島であっただけに、近代以前の所属関係を明確にすることは難しいであろう。

だが、実際に竹島問題を複雑にしているのは歴史的な問題でなく、政治的な問題、さらにいえば感情の領域の問題である。

韓国の主張には根拠がない。

日本は韓国に無関心である。

この両国の姿勢が問題であると著者は主張している。

私も基本的に賛成である。歴史的に根拠があれば領有を認めるというわけではないが、韓国の主張はあまりにも我田引水である。

日本政府も最近は竹島問題を国民にアピールするようになってきたが、それまでは問題が存在しないかのように振る舞ってきた。

日本に北方領土を除けば領土問題はないといわれてきた。

それは極力隠されてきただけであり、竹島問題・尖閣諸島問題とシーレーンや資源開発と関連して近年注目を集めるようになった。

感情的にならず、しっかりとした議論が進められることを期待している。
このレビューは参考になりましたか?
71 人中、65人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
竹島問題は、なかなかややこしい問題です。関係する島々の名称は、日韓双方で呼び名が異なりますし、また時代とともに度々入れ替わったり変化しています。これを頭に入れるだけでも一苦労ですが、さらに朝鮮時代から継続して行われてきた偽証、資料の意図的な読み違え、不利な資料の無視・読み落とし、資料や証言の改ざん、論点のすり替えなどについても知っておかなければ、韓国側の主張にきちんと反証することはできません。

ただでさえ入り組んだ問題を扱っているのですから、文中に登場する人名、地名、古文書名、役職名などには、フリガナを徹底して欲しいものです。「金ナントカという人が東ナントカという古文書の中で言っているナントカは実はナントカ島のことだ」では、頭への入り方・残り方が違います。

この点に不満がありますが、竹島問題を考え始める最初の一冊としてはよい入門書だと思います。このような手軽な入門書がもっと増え、質も高まっていってほしいものです。

複雑に見えがちな竹島問題ですが、日本が竹島を自国領と見なしていた最古の古文書と日本の実効支配の歴史を軸にして整理すれば、意外に単純に日本の領有権に分があると言えることが、この本を通じて学べました。結局竹島問題とは、韓国人の歴史認識、反日感情の問題であり、韓国国民の対日認識が変わらない限り、竹島問題も永久に解決しない。これが、本書読了後に得た結論です。

本書で論じられている古文書や古地図を自分自身で確認したわけではないこと、この本がもちろん日本側の立場で書かれていることなども念頭に置きつつ、批判的な視点を忘れずに読んでください。

このレビューは参考になりましたか?
24 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
李承晩ラインの設定が早計だっということ。
その象徴が架空の島、「波浪島」を国際文書に載せてしまったことであろう。
過去の歴史を十分に顧みずに
焦った故の汚点だと言うことである。

内容自体は、過去の論点をきれいに整理しており
竹島の領土問題について意識の低い我が国の若年層等への
よい啓発書になると思う。
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最近のカスタマーレビュー
竹島問題、さらに東アジアの日本誤解の根源を知る上でも有用な好書
文春新書377「竹島は日韓どちらのものか」は、日韓問題、なかでも竹島の帰属に絞ってその問題点を整理し、簡潔に記述した入門書で、この問題の概略を知る上で好適である。... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: 愚楽居士
早く国際裁判所へ
このような本を読むと本当に早く解決をして欲しいと思います。

いい加減、うんざりします。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: reviewr7
歴史問題ね
現在の国際法では領有権の問題は、元来、歴史的経緯など関係ありません
そんなものを論じていれば、世界中の国家の領有権が怪しくなる。... 続きを読む
投稿日: 2009/12/17 投稿者: とも
竹島問題を理解するには、欠かせない一冊
竹島に関する問題がまたニュースに登場することが多くなってきましたが、本書はこの問題を理解する上で必要な基本的な知識を提供してくれます。複雑な歴史を様々な資料を丹念... 続きを読む
投稿日: 2008/7/29 投稿者: FreshAir
事なかれ主義の外交の結末
いま話題の竹島。日韓がその領有を巡って争っている。韓国側は軍を動員して、領有権を誇示しているのに対し、日本は事務レベルで対応している。本書はこの竹島を巡る江戸期か... 続きを読む
投稿日: 2006/7/22 投稿者: 桜子
強引な論理展開が目立つ
1905年前に韓国は竹島を認識していなかった、認識していたのは鬱陵島だけだったというのが、筆者の主張である。江戸時代の部分では説得力のある展開だったが、1905年... 続きを読む
投稿日: 2006/5/14 投稿者: ゆとり
古文書にみる竹島問題
新しく出た竹島問題本ということで読んでみました。... 続きを読む
投稿日: 2005/11/12 投稿者: arik0
竹島問題入門書
日韓・日中の歴史問題、反日問題、在中日本大使館破壊問題のきっかけとなった、島根県の竹島の日条例の背景を理解するために読んでみました。... 続きを読む
投稿日: 2005/6/9 投稿者: 古典プレーヤー
確信に至らず
ここに書かれていることがすべてであり、また資料の解釈が正しいとすれば、竹島は日本のものに間違いないのでしょうが・・・。前半の論調は非情に力強く、読み進むにつれて「... 続きを読む
投稿日: 2005/4/24 投稿者: キットカット
感じられるのは絶望
 今(2005/3現在)話題の竹島問題を知るために本書を読んでみた。... 続きを読む
投稿日: 2005/3/21
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