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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
竹内浩三への愛がつまった本,
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レビュー対象商品: 竹内浩三全作品集 全1巻 日本が見えない (単行本)
ある機会に竹内浩三の講演を頼まれてから、実姉の松島こう子さんの紹介で作品の実物を拝見しました。是非デジタル記録で永久に保存してほしいと強く願いました。それが、この本によってかないました。「筑波日記」も写真ですべて読むことができます。彼の汗や涙が伝わってきます。また、表題の「日本が見えない」の詩は「骨のうたう」とともに、彼の代表作になるはずです。中学時代の回覧マンガ雑誌も写真で記録されました。戦時中なのに、よく風刺的な作品を生みだし、叱責を受けてもなお形を変え発行し続けたというものです。現代にも通じる新鮮な感性です。これだけの資料が保存されていたことに感動します。彼をめぐる人々の愛を感じ取れる丁寧につくられた愛蔵本です。
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
よく生きてきた、そして活きつづけている竹内浩三,
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レビュー対象商品: 竹内浩三全作品集 全1巻 日本が見えない (単行本)
竹内浩三は生きている―活字から生きることにどん欲、旺盛だった若者が見えてくる。今も生きているかのような錯覚さえ感じる。「ボクはバケモノだと人が言う/人間としてなっていないと言う/ひどいことを言いやがる/でも本当らしい」(よく生きてきたと思う)詩に、創作に、マンガに、浩三が活きている。今回、新たに加えられた「日本が見えない」も、「骨のうたう」と同じように、戦後を見越して書いたのであろう。浩三は、自分がよくわかりすぎていた分、自分が見えなくなる、日本が見えなくなるのを危惧していた。また、日本人がそうなるのを憂えていたのでは、ないであろうか。軍人は嫌いだといって、はばからなかったが、それでも兵士になった。時代にのみこまれながらも、何とかして生き残ろうという姿が、本の余白につづられた「筑波日記」から伝わってくる。 いたずらっぽく笑っている好奇心旺盛な目と口もとが印象深い。竹内浩三の世界にひたり、もっと知りたくなった。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
よく生きてきた、そして活きつづけている竹内浩三,
By カスタマー
レビュー対象商品: 竹内浩三全作品集 全1巻 日本が見えない (単行本)
竹内浩三は生きている―活字から生きることにどん欲、旺盛だった若者が見えてくる。今も生きているかのような錯覚さえ感じる。「ボクはバケモノだと人が言う/人間としてなっていないと言う/ひどいことを言いやがる/でも本当らしい」(よく生きてきたと思う)詩に、創作に、マンガに、浩三が活きている。今回、新たに加えられた「日本が見えない」も、「骨のうたう」と同じように、戦後を見越して書いたのであろう。浩三は、自分がよくわかりすぎていた分、自分が見えなくなる、日本が見えなくなるのを危惧していた。また、日本人がそうなるのを憂えていたのでは、ないであろうか。軍人は嫌いだといって、はばからなかったが、それでも兵士になった。時代にのみこまれながらも、何とかして生き残ろうという!!姿が、本の余白につづられた「筑波日記」から伝わってくる。 いたずらっぽく笑っている好奇心旺盛な目と口もとが印象深い。竹内浩三の世界にひたり、もっと知りたくなった。
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