一巻からきれいに進み無駄がない完成された作品です。作品も完成されてますが、主人公もとても完成された人間であることが、この巻で顕著に表れます。誰にでも謙虚に振る舞い優しい宗さんがとてもカッコいいです。漫画のキャラクターなのに完璧すぎて尊敬してしまいます。しかしそんな宗さんでも一巻からずっと自分に巣くう鬼を常に気にして行動してきました。この巻でついに宗さんが剣を手にする決心をして最終巻に向かいます。最終巻で宗さんの中の鬼はどうなるのか楽しみです。そしてこの巻でついに腹黒イメージのタヌキの真意がわかります。いままで十三視点でタヌキを紹介してきたという演出がとても面白くて新鮮だなと感心しました。予想ですが最後この作品は宗さんの優しさで皆幸せになって終わるような気がします。ちなみにらしくない大洋というタイトルにしたのはいつもは主人公が2人なのに今回は1人なところと主人公が最初からバランスの良い人間というところからの感想です。あとこの作品大洋の最長作品ナンバー吾の記録をぬりかえました。