「竹中平蔵」「証人喚問」このキーワードだけで手にした読者には目からウロコの記述に驚くかもしれないが、本書は批判家(政治経済評論家とか他の肩書きが適当だろおうがあえてこの言葉を使いたい)、佐高信氏のエッセンスがすべて詰め込まれている。
本書のために書き下ろされたのは序章の数ページのみ。あとは竹中他、ミョウバン野郎の猪瀬を筆頭にいままで氏がいろんな雑誌のコラムで筆誅を下してきた原稿をまとめたものだ。これらを揶揄して「月刊佐高」などという輩もいるが、それは氏の批判が的外れではなかったという、数年前の批判でさえも再編集(添削)することなく載せることができることがまともであった証左なのだ。
これらを総じて、氏お得意の著作といえるのだ。
佐高節初心者にはおすすめの本です。
ちなみに現在、竹中平蔵は大手派遣会社「パソナ」の取締役会長に就いている。