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竹下佳江 短所を武器とせよ―世界最小最強セッター
 
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竹下佳江 短所を武器とせよ―世界最小最強セッター [単行本]

吉井 妙子
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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竹下佳江 短所を武器とせよ―世界最小最強セッター + チームのスイッチを入れる。 カリスマじゃなくてもできる組織を変える55の戦略
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登録情報

  • 単行本: 191ページ
  • 出版社: 新潮社 (2011/11)
  • ISBN-10: 4104530034
  • ISBN-13: 978-4104530038
  • 発売日: 2011/11
  • 商品の寸法: 20 x 12.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ポチR トップ50レビュアー
昔、男子バレーばかり見ていた時期がある。今の全日本の眞鍋監督が、一番若手で全日本男子チームのセッターをやっている頃だった。その頃、もう一人の全日本のセッターは米山さん。米山さんは180センチ、眞鍋さんは188センチの身長だったと思う。その頃、もう一人、古川さんという天才肌のセッターが全日本にはいた。ただ、彼のトスは天才肌すぎて、ついて行けないアタッカーが多かったように思う。それで、入れ替わりで米山さんが選ばれ、正セッターとなった。でも、その後、ほどなくしてさらに若い眞鍋さんが正セッターになっていた。

米山さんが正セッターになれなかったのは、身長の差だろうか。私は当時そう思った。チームのレフトには185センチ、センターには184センチという選手もいて、それでも世界と闘っていた時代だ。188センチならば、アタッカーとなっていてもおかしくない時代だった。でも、いろいろな記事を読んだり試合をテレビで見たりしている内に気付いた。眞鍋さんのトスは、相手チームからは読みにくい。表情も飄々としていて、なかなか読めない。そして、トスはアタッカーに合わせて、とても丁寧だった。この丁寧さは米山さんにも言えたことだが、おそらく、相手の裏をかくことにより長けていたのが眞鍋さんだった。だからこその起用だったのだ、と。今、全日本女子の監督は、その眞鍋さんだ。時代の移り変わりを感じる。

私が女子バレーを真剣に見るようになったのは、柳本前監督の時代だった(男子バレーを見ていた本当に初期の頃、その柳本監督は、まだ選手としてセッターをやっていたと思う)。男子バレーと女子バレーの違いはパワー。それで、昔は男子バレーばかり見ていたのだが、すぐに女子バレーの面白さに惹かれるようになっていった。そして、今まではどうしてもアタッカーに目がいってしまっていたのに、このチームでは、セッターの竹下選手に注目している自分が居た。

身長のことで苦しみ、悩み、周囲からは理不尽に責められ、どれだけの思いをしてきたことだろう。でも、そんなことは関係なかった。竹下選手のセッターとしての能力。それが、彼女が選ばれた理由だ。

竹下選手が好きだ。ともかく動く範囲が広い。普通なら上がらない位置でもトスを上げてくる。そして、レシーブ。普通なら上がらないだろう、と思うボールをあげる。そしてまた走る。トスを上げる。しかも、時にブロックも決める。初めは天才肌の人なのだと思っていた。でも、この本で、彼女は努力型の人なのだと思った。彼女のセッターとしての考え方が、この本にはよく書かれている。打つ側から見たセッター竹下選手のことも書かれている。そして、彼女がどの選手を買っていて、どんな風に後進を育てようとしているのか。それもよくわかった。

彼女がこれから、どこまで行くのか。チームがどうなっていくのか。これからも、応援していきたい。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
竹下佳江という稀代のバレーボール選手のひととなりが、一冊の本に纏められたことはとても有意義なことだと思う。

しかし、他のレビューでも見られるように、この著者、吉井妙子の毎度ながらの選手の魅力を伝えようとするより、自らの知性アピールを優先しているかのような文章には、辟易させられる。

選手の発言として紹介される文章までも、おおよそ選手本人の口から出そうもない言葉を使って意訳されており、生身の発言として伝わってこないのが残念でならない。

なにも、一字一句違わずに発言をそのまま掲載すべき、とまでは言わないが、もう少し配慮するべきだったのでは?

それでも、竹下選手がある程度の覚悟と意志を持って、後進やファンのために出版を決意してくれたことは、たいへん嬉しいことだし、それには素直に感謝したい。
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
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竹下選手についてはあえて述べるまでもなく、多数のスポーツ評論家が出しているとおりでしょう。また、技術論はここで書くまでもありません。
レビューは、人それぞれが感じたままを書くので、私見をかかせてもらうなら、吉井さんは時間をかけて丁寧に取材をされていると思います。竹下選手が直筆しなくても、それと同じくらいの記述なので、あたかも本人が書いたようにも感じられます。これは素晴らしいことです。
これまで竹下選手が辛酸なめてきたというマイナス面だけでなく、そこからどのように乗り越えてきたのか、具体的に書かれ、むしろ陰から陽へと転換する彼女の人生観が本当に勉強になります。バレー以外でも苦労してきたようです。だから、人として、竹下選手をより尊敬するようになりましたし、最後には驚きもありました。
十人十色の世界で、どうすれば彼女のように正面から物事や人に対処できるようになるか、それは本を読んだ人のみぞ知るところかもしれません。
とりあえず、今週末はVリーグ開幕戦で彼女の活躍を観戦してきます。
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