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竹の魅力と活用
 
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竹の魅力と活用 [単行本]

内村 悦三
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

使い道がないと思われがちな竹を、高級紙や建材、竹炭、竹酢液などに生かす技術が注目されている。足もとの天然資源・竹の多彩な活用例、活用方法を紹介しながら竹の価値と可能性を提示する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

内村 悦三
1932年、京都市生まれ。京都大学農学部林学科(造林学専攻)卒業。農林省林業試験場(現在の独立行政法人森林総合研究所)などを経て大阪市立大学理学部教授、および附属植物園園長、日本林業技術協会技術指導役、日本林業同友会専務理事を歴任。現在、竹資源活用フォーラム会長、富山県中央植物園園長、日本竹協会副会長、竹文化振興協会常任理事、地球環境100人委員会委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 215ページ
  • 出版社: 創森社 (2004/03)
  • ISBN-10: 4883401758
  • ISBN-13: 978-4883401758
  • 発売日: 2004/03
  • 商品の寸法: 20.8 x 15 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 幸雲
形式:単行本
この本は、竹資源フォーラムでは、会報「Bamboo Voice第20・21号(合併号)」という扱いをされているもので、執筆者にも会員の方が多数おられます。

 内容としては、竹の生産からその利用方法を、大変わかりやすく体系立てて紹介しています。竹に興味がある方や放置竹林に関心のある方等にはお薦め出来る本です。

 第1章 竹の種類と性状・特性
 第2章 竹の分布と生態・生産
 第3章 竹の伝統的な用途
 第4章 竹の現代的な利用
 第5章 竹利用での地域活性化
 第6章 竹の価値と可能性

 竹の生態や利用目的にあわせた竹林の管理、伝統的な利用(筍、籠、竿、団扇、傘、楽器、生け垣、建築、竹紙etc)、伝統行事など文化的な側面、竹のパーティクルボードや衣料としての繊維利用など新素材としての活用の紹介と幅広く竹というものを紹介しています。これ一冊で竹というものがどういうものであるかを、多角的な視点で学ぶことができます。ただ、深めるという部分では少し弱いかもしれません。
 放置された竹林を「未利用資源」と言う人もあるが、これを「有用資源」とするには、目的にあった適切な管理があって初めて「資源」を「素材」に変えるのだということも再確認しました。

 プラスチック製品などに押されてしまった竹材ですが、木よりも短いサイクルで再生産ができるなど、環境破壊に繋がらず、素材としてはとても優れています。

 しかし、現状は筍や竹製品自体が輸入され日本の竹や筍の海外との価格競争にやぶれ低迷し放置されている竹藪が目につきます。美しい竹林を見て育ってきた私にとっては悲しい限りです。何とか竹の復権ができないか。この本を読んで改めて考えました。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 宣長さん トップ50レビュアー
形式:単行本
 森林に対する竹林の割合は、わずか1パーセントという。それほどとは思わなかったが、暮らしの中に木材の占める位置に対して、やはり竹材は片隅に追いやられていて、目立たない存在である。竹には確かに魅力はあるが、表舞台にデカデカと立ちはだかるものではない。見捨てられ、忘れがちなるゆえに本書タイトルのように「活用」と言われねばならないのだろう。

 さて、本書の構成は、オーソドックスな章立て…「竹の種類と性状・特性」「竹の分布と生態・生産」「竹の伝統的な用途」「竹の現代的な利用」「竹利用で地域活性化」「竹の価値と可能性」と至れり尽くせりの【竹百科事典】または【竹ガイドブック】になっている。

 現代的意義からすれば、「竹資源活用フォーラム」への誘いがある。環境問題として森林破壊が重要視されている昨今、木質系資源である竹を木材の補完的な役割を果たせる天然資源として活用することができるのではないか、竹に長年関わってきた著者にはそのような意図も根ざしていたようである。竹と環境に関わる技術開発問題の提言は、確かに現代的意義があって、注目すべき点であろう。一つの問題提起として本書を繙いてほしいと念ずるものである。

 
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