経営コンサルタントや中小企業診断士のブログなどで数多く取り上げられているのが本書。
戦略をいくら詳しく説明しても、実際に立案できなければ“絵に画いた餅”となってしまう。本書は、戦略立案の思考プロセスを「戦略フレームの選択」→「戦略コンテンツの策定」の2段階に分け、それぞれにおいて、どのように立案していけばよいのかを、具体的に述べている。
さらに、今日の超競争時代に適したマーケティング戦略が立案できるように、随所に新しいコンセプト(新たな市場ポジションの分類や、「市場細分化」ではなく「市場再分化」など)を提唱している。従来のコンセプトを繰り返し述べているのではなく、ポスト顧客志向の新しいマーケティング戦略を体系付けて述べているところが既存のマーケティング書と大きく違うところ。しかも、詳細な実例や豊富な図・表を使って、非常にわかりやすく解説している。
マーケティング戦略を根底から考え直すためにも絶好の書である。