内容紹介
日本ではイギリス型教育を手本にし、全国統一学力テストを導入して学校間に競争させようとしている。しかしイギリスでは校長のなり手がない、テストの不正が露呈、教師や子どものストレス増加、しかし学力が伸びないなど、結果が見え始めてきた。テストで学力を測らないのに、国際学力テスト1位のフィンランド教育との違いは何か。競争させて学力を伸ばすことは出来るのか。教育の根本を考える。
内容(「BOOK」データベースより)
2007年4月、日本では43年ぶりに「全国学力テスト」が再開された。これは、全国学力テストを導入し、テストにより学校に格差をつけ、競争原理を教育現場に持ち込むことを方針とするイギリス型の教育改革をモデルとしている。しかし、現在イギリスでは年間12万人が基礎学力なしに学校を卒業し、生徒のストレスは増加、校長のなり手はなく、成績のいい学校地区の地価高騰など歪みが見えてきた。またウェールズ、スコットランドが統一テストから離脱するなど、内部の分裂も起こり始めている。イギリス型を手本とする日本の教育は、どこに向かうのだろうか。「そもそも学力テスト重視の教育はどういう結果をもたらすか」、イギリスの失敗の事実をテストがないのに国際学力テスト1位のフィンランドと比較しながら検証し、教育の根本を問い直し、今日本の教育に求められているものは何かを提言する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
福田 誠治
1950年岐阜県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。都留文科大学文学部比較文化学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1950年岐阜県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。都留文科大学文学部比較文化学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)