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竜馬がゆく〈4〉 (文春文庫)
 
 

竜馬がゆく〈4〉 (文春文庫) [文庫]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

青春小説の名作が読みやすくなって再登場。前半は、奥手だった幼年期から、剣術修行、脱藩、勝海舟との出会いと海軍塾設立までを描く

内容(「BOOK」データベースより)

志士たちで船隊を操り、大いに交易をやり、時いたらば倒幕のための海軍にする―竜馬の志士活動の発想は奇異であり、ホラ吹きといわれた。世の中はそんな竜馬の迂遠さを嘲うように騒然としている。反動の時代―長州の没落、薩摩の保守化、土佐の勤王政権も瓦解した。が、竜馬はついに一隻の軍艦を手に入れたのであった。

登録情報

  • 文庫: 425ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1998/9/10)
  • 言語 英語
  • ISBN-10: 4167105705
  • ISBN-13: 978-4167105709
  • 発売日: 1998/9/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 明治維新は無血革命だと思っていた自分の浅はかさに気付く。武市半平太の切腹は真に心が痛む。, 2009/9/19
By 
Saint Francesco (千葉県) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 竜馬がゆく〈4〉 (文春文庫) (文庫)
教科書というのは何なのだろうと思う。幾分のデフォルメがあるとはいえ、幕末の数年間にはや1700ページもかけて向き合っていると、人ごと、歴史ごととは思えない当事者意識が芽生えてくる。

思い叶わねば切腹、反逆の嫌疑で命じられ切腹、今の時代自殺はあっても、自分の腹を自ら割いて自害するなどということは、今の私からは考えにくい。思想の違い、主義の進め方の違いで、多くの志が若くしてその命を散らしていった。

今を生きる者として、当時の散った魂の無念さを少しでも感じ取り、彼らが目指した地位に差別なく、自由に生きれる世の中が今であることの有難さを静かに感じ、感謝する。

参考になった個所は以下の通り、
→なまなかなことで、世の中は変わらぬ。間崎らは死んだが、いつかはこの天下をわが手で覆して彼らの霊を慰めてやる

→昭和初期の陸軍軍人は、この暴走型の幕末志士を気取り、テロを起こし、内政、外政を壟断し、ついには大東亜戦争を引き起こした

→攘夷活動
 外国政府に対して、日本人が他のアジア人と違い異常な緊張力をもっていることだけは十分に示現した。
 日本は、トルコ以東において西洋人侵略されなかった唯一の国であるといういい結果

→高杉晋作
 士農工商の階級を撤廃した志願兵軍隊を創設

→人間の文明の発展というものに参加すべきだ。そうあれば、三上ヶ岳の不滅の燈明のように、その生命は不滅になるであろう。

→政治というのは、庶人の暮らしを立てさせてゆくためにあるものだ

→「もっとも」
 と竜馬は言葉をつづけた。
 「こんな時勢に悩んでいてもはじまらない。自分の信念だけが頼りなのだが」

→が、時勢は動いている。
 それを横目で見ながら、こういうまわりくどい道をひとり歩くというのは、よほどの忍耐力が要った。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 激しさを増す世の中でただ独り我が道を行く, 2009/6/12
By 
ふとあご (東京都) - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: 竜馬がゆく〈4〉 (文春文庫) (文庫)
いよいよ騒乱の時代へと世の中が変わりつつあり長州の勢力が弱まり、土佐の勤王党が倒れ、
京都では新撰組が縦横無尽に走り回る。
しかし、竜馬はそんな騒がしい世相の中で、いよいよ軍艦を手に入れ、神戸に海軍塾を作る。
自らの志に向かうべく独自の道を歩み続ける竜馬の姿に本当の勇気や強さを感じざるを得ない。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 海から日本を眺め始める, 2008/12/1
レビュー対象商品: 竜馬がゆく〈4〉 (文春文庫) (文庫)
坂本竜馬の物語、全8巻の4冊目である

4冊目が描くのは
勝海舟とともに、海軍塾を開き、船を浮かべる場面
念願であった自分の船を手に入れ、文字通り海から日本を眺め始める

凄惨な話が一つ
袂を分かった武市半平太とその仲間が、切腹に追いやられる
信念を貫き、死でさえも、その表現の一つとした武士たちが 
時代の変わり目で消えていく

竜馬は、死を、かわしていく
生きながらえるためではない
大望を果たすために、である


新撰組とすれ違うシーンがいい
人ではなく、時代と戦っている竜馬に
土方や沖田が翻弄されている
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