『リセット』が中々良かったのでこの作品も読んでみましたが、正直これは無いなあと感じました。
全体的に内容のクオリティーが低過ぎ、現実性も何もあったものではないです。
特に書下ろしの作品などは何だこれ!?という終わり方をしています。適当過ぎではないでしょうか。
『リセット』でもそうだったのですが、作者の中には「女」という生き物が強く根付いていると感じます。
2冊をあまり日を置かず読んだせいもあるでしょうが、最初は小気味良いと感じていたものの、あまりにも
執着し度を越してしまっているので、小説の世界を飛び出て、この作者は過去に何かあったのだろうか...
と、登場人物の姿でなく、作者自身の姿が自然に浮かんできてしまいます。
小説の人物が言っているセリフではなく、書いている者のエゴを前面に押し出しているとしか感じられず、
書籍を通して愚痴を聞かされている様で若干疲れてきました。
女として生まれたばかりに不公平を強いられる仕事、独身である事の周りからの目、浮気(これが一番
多い様に感じます)、沢山の不平を持って生きている人は最後まで共感して読めるかも知れませんが、
本という尊い存在から伝えるべきこととは、こんな事なのでしょうか。