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竜の道 飛翔篇
 
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竜の道 飛翔篇 [単行本]

白川 道
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

おまえは権力を掴め!俺は暗黒を支配する。
運輸省官僚となった弟と、裏世界の支配に乗り出した兄。頭脳と双子であることを武器に、兄弟の大いなる復讐劇が始まった!──ハードボイルド長編小説

内容(「BOOK」データベースより)

義父母をはじめとした世間から虐げられてきた双子の兄弟、竜一と竜二。クソのような人生とオサラバするために嵐の夜、完全犯罪を決行する。胸に秘めた復讐を果たすべく、弟はエリート官僚の道を選び、兄は裏社会の力を味方につけた。双頭の竜が修羅の幕を開ける。

登録情報

  • 単行本: 578ページ
  • 出版社: 講談社 (2009/9/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 406215708X
  • ISBN-13: 978-4062157087
  • 発売日: 2009/9/18
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.4 x 4.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 廃品回収屋に捨てられていた竜一と竜二の双子の兄弟。
養父母は2人を家畜のようにコキ使い虐待を続け、世間の人たちは
兄弟2人を蔑んだ目で見ていた。

 「俺たち兄弟はコインの<表>と<裏>だ。」

 兄の竜一は養父母を殺害し出奔。別人になりすまし、闇の世界で
成り上がろうとする。弟の竜二は、東大卒業後運輸省のキャリアとなり、
表の世界でのし上ろうとする。兄弟2人の野望は「君臨すること」。

 この設定、どうも既視感があると思ったら、『サンクチュアリ』と
同じですね(^^;

 それでも物語の設定はすごいし、竜一のキャラには凄みがある。
しかし、ものすごく残念な事も2点あります。

 ひとつめは、物語が竜一の思惑通り都合良く進み過ぎる事。
竜一の企てはすべてが成功し、野望の為に人を裏切り騙すが、
自分が裏切られたり騙されたりする事はありません。
都合よくパトロンも現れ、追い詰められたりする事も無い。

 しかしそれは、波乱が無い、という事でもあります。

 2つめは、弟の竜二のキャラが凡庸なこと。
コインの<裏>の竜一の心の闇がこれほど深いのなら、対をなす<表>の
竜二のキャラをもっともっと磨かなければならないと思う。
竜二の弱さや受身さを情け無く感じました。

 568ページも使って、これは無いのではなかろうか?

 と、思わざるをえません。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「天国への階段」を夢中になって貪った10年ほど前のあの感覚。

自分に「ない」ものだからこそ、輝き朽ちて見え手の届かないもどかしい世界。

金と欲に塗れるからこそ、肩に力が入り、人目を忍ぶ大都会。

続編がこんなにも待ち遠しいと思える作品は早々ない。

「やくざ」を凌駕する金と権力、孤独を描かせたらかなわない。

少しは他人を欺き、給料以外の金を「遣いどころ」を試したことがあるアナタなら、

それはもうズッポリはまってしまう世界だろう。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
白川道氏の作品はデビュー作『流星たちの宴』や『病葉流れて』の三部作を夢中で読んでいたのに、『天国への階段』はなぜか読まずにいる。そして、本作の『竜の道 飛翔篇』を読んで久々に燃えた。一気に読了。すごい、と思った。

捨て子の双子の兄弟が、兄は裏社会、弟はエリート官僚で「君臨すること」を目指す。その設定がいい。

故人となってしまったが、小川竜生の『ニューヨークの嵐・カリブの太陽』も好きなハードボイルドだったが、この『竜の道』はそれを上回る出来栄えだ。悪漢小説はこうでなくては、と実感させられた。

こうなると、やはり『天国の階段』も読まなければ、という思いにさせられる。

白川道という作家は、数奇な人生を送っているようだが、その筆力は服役中の勉強が創りだしたものだろうか。興味深いところだ。

物語は、まだ序章。これから第二部、第三部と続くという。作り物の世界へ連れて行ってくれる作品に出会えるのは、本当に楽しい。至福の読書時間である。

ただ、家人はまったく手に取ろうとしない本でもある。女性は現実的だ、ということか。とにかく、早く続編を読みたい。竜一と竜二はどうなっていくのか。興味が尽きない。
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最近のカスタマーレビュー
続編があることを言っててくれないと・・・
すごい面白いし、設定も魅力的なんだけど、
初めから3部作って言っててくれないと。
投稿日: 18か月前 投稿者: 1623
表の世界と裏の世界で生きる兄弟が成り上がっていく物語
廃品回収業者の家の前に捨てられ、育ての親からはろくに食べ物を与えられず周囲の人間たちからも虐げられて生きてきた双子の兄弟が、世間に復讐するために表の世界と裏の世界... 続きを読む
投稿日: 2009/11/22 投稿者: コーキ
作風は一緒
しかし、読みごたえあり
主人公の背景が『天国への階段』、『最も遠い銀河』と共通する部分が多々あるが、それを補って余りある内容な濃さ... 続きを読む
投稿日: 2009/11/2 投稿者: 馬券王
2009年私の読んだミステリーNo.1
白川道の本はだいたい読んでいて、「天国への階段」「海は涸れていた」が代表作と思っていたが、「竜の道」はこれらを超えている。スケールの大きなエンターテイメントミステ... 続きを読む
投稿日: 2009/10/28 投稿者: カッツ2007
早く続編を!
「竜の道」が出版した2ヶ月前に、「最も遠い銀河」上下巻が出て読んだばかりだったので、当分白川作品を読むのは先だと思っていたので、この本が出て驚きました。続きを読む
投稿日: 2009/10/13 投稿者: deluge
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