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『妖星伝』とは兄弟のような雰囲気がありますが、本作はあくまでも現代を舞台にしており、しかもファンタジーでもSFでもなく、あくまでも現実に立脚した上でのものなので、読みやすいし、SFのように見えるところも、全て資料を基にした事実(あるいは事実に非常に近いフィクション)です。伝奇/SF小説でありながら純粋歴史ミステリとも思えるまでに隙なく構築された重厚な作品です。
龍の存在の謎と、それを証明するためになされた多大な調査は、まさにこれを推察される大変さで、その労力を考えれば10冊くらいの大長編でもおかしくなく、むしろ四六版550ページに収まっている、その密度にも驚かされます。
歴史ファン、ミステリーファン、SFファン、伝奇小説ファンは必読!
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