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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
これまでをおさらいし、次への展開へ引っ張る一巻,
By patella (千葉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 竜の反逆者 (ハヤカワ文庫SF―パーンの竜騎士) (文庫)
竜と生きる人たちの世界を描いたこのシリーズも、7巻目。1,2,3のお話を4,5,6で別の視点でみてきたところで一段落、SF的な要素が出始めたかな、というところで終っていました。執筆に少し間があいたので、続くこの巻はこれまでの時代をおさらいするように、この世界のもう一つ別の立場の人々を扱って展開します。竜に守られて成立している世界、竜騎士の集団と庶民の集団。そのシステムからはみ出していく者たちを描いたのでトーンはかなり厳しくて暗いです。殺傷事件も多いですし、いろいろなエピソードをもう一度思い出さないと少しわかりづらい展開ではありますが、最後の重要な「一幕」があることで全体の重要な位置を占める一巻となっています。この「最後の一幕」が「とうとうSF的な部分に入っていくのか」と次に引っ張っていく「絶対次を読まなくちゃ」と思わせる一巻。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
前半が外伝、後半が本編。シリーズ中必須の作品。,
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レビュー対象商品: 竜の反逆者 (ハヤカワ文庫SF―パーンの竜騎士) (文庫)
パーンの竜騎士の正伝です。この作品からは、フーラル&レサやその周りの人間を中心としていた、初期三部作とは、かなり趣きが変わって来ます。 純粋なSFに近くなり、歴史ミステリーような雰囲気も帯びて来ます。 しかし、ここからがこのシリーズの本領。 本当に奥深い作品群です。 本作は前半がパーンに暮らす商人や城砦人の暮らしを描いた小作品となります。 特に、人間が実際に糸胞に襲われるシーンは、これまでの作品で漠然としていた糸胞の恐怖を身近に感じさせてくれます。 また、パーンという独特な世界で強く生きる人々の暮らしが伝わって来ます。 後半は、ロビントンやピイマアを中心に、パーンの過去を探索する内容となります。 半分外伝、半分本伝ですが、うまく融合し、流石の作品に仕上がっています。
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