私は自然療法を実践し勉強を続けていますが、なぜ、自然治癒力にこんなにも役立つ自然療法という情報に、国や組織が見向きもしないのかということに、疑問を感じていました。
この本には、自然療法、例えば鍼灸やホメオパシーが、流行らない理由がわかりやすく解説されています。個人レベルで言えば、戦争なんて本能で望んでいる人間は誰一人いないということ、大人になるに連れて、自分が育った環境から影響を受けているだけだと書かれています。
「敵は鬼」、「敵は悪い人」、「敵に心を開いてはいけない」は戦時中の若者がよく聞いた言葉だそうです。
そして、戦争を体験した世代は悟ります。
「本当は戦った相手も、戦争をしたいとは思っていない・・。世の中がそういう風に仕向けているのだ」ということに。
戦争で儲かる人種がいれば、戦争で、人間とは生死や肉体を越えたもっともっと大きな存在であると気付く人種もいるのです。
この本は、私たちが生きているこの社会システムを作っている頂点に立つ人達が、単に「愛」が足りない環境で育っただけだと教えてくれています。
裏を返せば、育った環境ひとつで、人間である以上、誰にでも極悪人になる可能性があることです。
さらに、「情緒を世界最高レベルまで極めた日本人の出番」というような訳者のコメントがありました。「わたしはあなたであり、あなたはわたし」、、本気でそれを追求した人々が、今までに何人いただろう?そして、デイビットアイクさんの言うとおり、「わたしはあなたであり、あなたはわたしなのだ」と、正面から言える時代が来ることを、心から祈っています。