デービッド・アイクの信奉者は飛鳥昭雄氏の信奉者と似ていると思う。
とても純粋な感性の持ち主であると思う。
双方の読者とも、「これで全てが解明された」と感動するのである。
疑うのも否定するのも自由であるのだから、信じるのも自由だと私は思う。
私もそのくらい信奉できる本を見つけたいと努力しているが
調べるといろいろと裏が見えてきてしまうので、なかなか見つからない。
逆に中途半端な知識を知っているほうが自信家になれるかもしれない。
何の世界でも、自信過剰になるのは中級レベルの者であるし、
世の中を知らない商店のおじさんが「俺は世間を知っている」と豪語し、
ニューヨークとロサンゼルスにだけ旅行した人が「私はアメリカのことなら全て知っている」と思い込むように。
全てを知っている、全てがわかったという人は、ほとんど知らない人と同様なのである。
宇宙人問題に必要なのはこのような謙虚さであり、私はその意味で、アイクの説も
嘲笑せずに、たとえ信憑性が不明でも、可能性のひとつとして受け止めたいと思っている。