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立花隆 小林・益川理論の証明 陰の主役Bファクトリーの腕力
 
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立花隆 小林・益川理論の証明 陰の主役Bファクトリーの腕力 [単行本]

立花 隆
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,995 通常配送無料 詳細
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
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立花隆 小林・益川理論の証明 陰の主役Bファクトリーの腕力 + 精神と物質―分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか (文春文庫)
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商品の説明

内容紹介

ノーベル物理学賞を受けた「小林・益川理論」。この理論と、その検証のためにつくられた巨大施設を過去10年ほど丹念に取材してきたのが、立花隆だった。カラー写真・図版を駆使して、難解な理論をやさしく解説する。

内容(「BOOK」データベースより)

小林・益川理論はなぜノーベル賞を受けることができたのか。それが正しいと証明されたからである。証明されない理論は、そういっては何だが、ほとんど紙くずに等しい。その意味で本当にノーベル賞をとったのは、2人の理論家プラス2人の理論を証明した実験物理学者たちである。その実験物理学者たちはどこにいるのか。ノーベル賞委員会のプレスリリースにその名前がはっきり記されている。日本の高エネルギー加速器研究機構(KEK)の「ベル」チームと、アメリカ・スタンフォード大学の「ババール」チームである。両チームは、1999年の実験開始から、世界の物理学史上最も激烈といわれる抜きつ抜かれつの競争を繰り広げた。そして2001年、両者はほぼ同時に小林・益川理論の正しさを証明した。

登録情報

  • 単行本: 187ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (2009/1/20)
  • ISBN-10: 4022505230
  • ISBN-13: 978-4022505231
  • 発売日: 2009/1/20
  • 商品の寸法: 21.4 x 15.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 277,795位 (本のベストセラーを見る)
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33 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ゴルゴ十三 殿堂入りレビュアー トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
【主要目次】1.小林・益川理論のノーベル賞受賞から何を学ぶべきか、2.消えた反粒子の謎に迫る、3.小林・益川理論の証明せよ!

第1部は立花氏の"まえがき"で、今回のノーベル賞のマスコミ報道のレベルの低さを嘆くとともに、ノーベル賞受賞の"陰の立役者"とも言うべきBファクトリーの意義を解説しています。小林・益川理論の肝である"CP非対称性"はこのBファクトリーの実験で実証されたのです。
第2部は「サイアス」誌(旧 「科学朝日」)の2000年4月号〜12月号の立花氏の連載の再録です。Bファクトリーのスケールの大きさと精緻さが伝わる記事です。正に「ワラの山の中から針を探しだす」ような実験です。日米のBファクトリー(日:KEKB v.s. 米:PEP-II)の熾烈な競争の様子も伝わってきます。小林先生・益川先生も少し登場します。サイアス休刊のため、最後が"尻切れトンボ"になっているのが残念です。
第3部は立花氏とKEKの高崎史彦所長・生出勝宣教授・岡田安弘教授・山内正則教授の対談で、今回のノーベル賞の意義、及び、サイアス連載以後のBファクトリーの進展が語られています。小林・益川理論が予測する"topクォーク"の発見と標準理論の検証を最大の目的として建設された加速器"トリスタン"(KEKBの前身)が、実験開始1年後にはtopクォークを見つけるには十分ではないことが分かり、そこからCP非対称性の検証へと"巻き返し"をはかった経緯は、まさに"プロジェクトX"のようです。PEP-IIに追いつき追い越す経緯も読んでいて痛快でした。

クォーク」(南部陽一郎)や「消えた反物質」(小林誠)の内容を把握できる読者なら本書は読めます(→易しくはありません)。"本"の構成・完成度としては同著者の「精神と物質―分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか」ほどではありません。(→ サイアス休刊が惜しまれます...)
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By itgaki トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
2008年度ノーベル物理学賞を受賞した、小林誠先生と益川敏英先生の受賞対象理論小林-益川理論が検証される過程を詳細に語った貴重な一冊です。

小林−益川理論は30年以上も前に、CP対称が敗れるためにはクォークが3世代であるべきことを予言した理論ですが、理論が正しいかどうか検証されるまでにはトップクォークの発見(1995年)、B中間子を使ったCP対称性の破れの発見(2004年)という実験結果が必要でした。
そのCP対称性の破れを証明すべく日本のBファクトリーと米国のPEP−2とが熾烈な競争を行い、その結果日本のBファクトリーがCP対称性の破れを発見するに至る過程を描いています。
これが連載されたのが2000年で、連載されていた雑誌「サイアス」が2000年12月に休刊になってしまいその競争過程を全て描ききれているわけではありませんが、それでも3章のBファクトリーに関わった研究者による座談会がそれを補っており、理論の検証のために、日夜巨大加速器のメンテナンス、実験、検証を繰り返している臨場感が伝わってきます。
特にトップクォークの発見で挫折を経験した研究者達が、気持ちが折れることなく次の大きな目標であるCP対称性の破れを証明したことは非常に感動しました。

ノーベル賞というと、特に理論の分野での受賞では、受賞者達がクローズアップされその背後にある「理論の検証」が世の中に紹介されることはほとんどありませんが、理論には検証が必要である、という基本的なことと、日本人が作った理論を日本人が証明したというこの2点を明確に描いたことは非常に価値のあることだと思います。

これも立花隆氏の理系分野への理解の深さとそれを表現できる圧倒的な筆力によるものだと思います。あらためて敬服してしまいました。

ノーベル賞受賞に浮かれることなく、その受賞の本質を描いた、非常に価値のある一冊だと思います。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ノーベル賞に輝いた小林・益川両博士の名前は知っていても、何をしたヒトかを知るヒトは少なく、語れるヒトはもっと少ない。要するに今の物理学は、無からどのように有が生まれるのか、はじめに光があったのか、創世記の1ページ目を科学で語ろうとしているのだ。それにしてもこんな努力があったとは・・・。
仲間と酒を飲みながら、「小林さん益川さんはえらい、でも裏方さんはもっとえらい」などと一席ぶつには最適な本。
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最近のカスタマーレビュー
素粒子物理の最先端で活躍する日本人科学者を紹介しています。
こんな本を記事を書けるのは立花隆だけでしょう。
日頃新聞、テレビ等で紹介されない科学の現場を
紹介しています。読む価値がある一冊です。
投稿日: 3か月前 投稿者: 影
懐かしきトリスタン計画
本書を読んで、そういえば学生時代に、バイトのようなものだけど、トリスタン計画に携わったことを思い出した。... 続きを読む
投稿日: 24か月前 投稿者: 生涯1プログラマ
日々の反省点が満載
しばらく前から評判になっていた本ですが、改めて本屋で立ち読みを始めたところあっという間に第1部の相当の部分まで読んでしまいました。これはまずいと、残りを読むべく、... 続きを読む
投稿日: 2009/9/6 投稿者: haubenstock-
日本という国を見直すことに繋がるかもしれません。
昨年の日本人にとっての最も嬉しいニュースは、3人の物理学者のノーベル賞受賞ではなかったかと思います。単にノーベル賞、ということだけで、うわっすごい、となってしまう... 続きを読む
投稿日: 2009/3/18 投稿者: 街道を行く
さすが立花隆さん・・・なんですが
さすが立花隆さん、21世紀突入間もない頃にはすでに小林・益川理論の卓越性に注目し、例によって啓蒙活動にこれ努められていたのですね。土俵は朝日新聞社の発行する「サイ... 続きを読む
投稿日: 2009/2/16 投稿者: ドラゴンアイ
現代最大最高のマシンBファクトリー(加速器)という存在
ノーベル物理学賞受賞の益川さんは英語を話せないし、留学経験もない。日本語で思考している。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/25 投稿者: 海
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