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立花隆秘書日記
 
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立花隆秘書日記 [単行本]

佐々木 千賀子
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)

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   新聞に掲載された、ほんの小さな求人広告。「立花隆のアシスタント募集」に応募してきた500名のなかから選ばれた「三代目秘書」が、日常の中で観察した立花隆像と、彼を取り巻く編集者などとの交流を描いたのが本書である。98年に刊行された『立花隆のすべて』だけでは分からない、立花隆の創作の秘密や日常生活がのぞける1冊だ。

   著者が秘書の職にあったのは、93年5月から98年末にかけて。田中角栄の死や阪神大震災、地下鉄サリン事件など、日本社会の根本的な価値観が問われる出来事が立て続けに起きたなか、立花隆が最も精力的に活躍していた時期にあたる。ただでさえ原稿の締め切りに追われる多忙な毎日にも関わらず、さらに東大研究所の客員教授を引き受け、学生と身近に接する立花隆のパワーは驚異的でさえある。また、立花隆の魅力でもある、複雑に絡んだ糸を1本にほぐしていくような明快な論理が生み出される過程が、秘書でなければ描けない説得力をもって明らかにされている。

   ただし、本書は、無批判にただひたすら立花隆を礼賛する書ではない。その周辺の人物や、著者自身の生活に関する日記的な描写も多いほか、立花隆の仕事ぶりも、ある一線を隔てて描写しているような客観性がある。そして、本書のラストには、立花隆に対する忠告めいたくだりも用意されている。分析に長けた「知の巨人」として社会に影響力を与えてきたからこそ、今度は自分自身の言葉で、自分自身の思いを明言して欲しい──。立花に宛てたこんな内容の手紙に、同じ思いを抱く立花ファンも多いはずだ。(朝倉真弓)

内容(「MARC」データベースより)

立花隆事務所(通称・ネコビル)に勤めた名物秘書が、巨人の知られざる日常と知的生産の極意をリアルに活写する。出入りする様々な人物や編集者たちの生態も読みどころの一つ。

登録情報

  • 単行本: 349ページ
  • 出版社: ポプラ社 (2003/03)
  • ISBN-10: 4591076598
  • ISBN-13: 978-4591076590
  • 発売日: 2003/03
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 409,204位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
19 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
文章のテンポがよく、読みやすいものでした。
内容も、秘書ならではの『裏話』的なところが面白い。
我々のとらえる『立花隆』とその人間としての実像のギャップもおもしろい。

しかし、後半になるにつれて自身の趣味や物事の感想が目立ち、
ひとつひとつのテーマにつながりがなく、『え?それでなに?』という感じ。

『立花隆秘書日記』というより『秘書日記』から
単なる『日記』を読んでいる感じがしてくる。
そして最後に突き落とされて終わる。後味が最悪です。
いったいなんだったんだと読んだ自分にがっかりするが
あくまで『日記』なのでつっこめない。
それでこのタイトルなのか。
とりあえず言いたい事はわかりました。

このレビューは参考になりましたか?
19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
立花隆の創作の秘密に触れる部分も多いが、著者本人の生活・意見・趣味に関する部分も少なくないので、立花隆ファンとして読むとちょっとがっかりさせられるかもしれない。ただ著者は非常に文章がうまく日記としてみても秀逸。秘書の時期はちょうど立花隆の最盛期からかげりが見える時期にさしかかったときにあたる。金と人手と体力による創造は、そのいずれもが減少し始めることにより下降に向かう。金の切れ目が縁の切れ目のとおり、著者は立花事務所を去る。そのことを惜しんではいないのが、著者から見た立花隆に対する最終評価という意味ではちょっと悲しかった。
このレビューは参考になりましたか?
35 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
他の人には絶対書けない内容が満載。買って損なし。

内容は非常によいものだったが、最後に個人的恨みの手紙が掲載してあり、後味最悪。それがなければよかった。
秘書を辞めてかなり経ってるのに、あれだけねちねち書けるという事は、相当頭にきているのだと思われる。

立花隆と関係ない、くだらないオペラの話し等がちょこちょこ書いてありますが(だれもそんなもの期待してないのに)、がんがん飛ばして読みましょう。

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