片岡氏の文章と内容が好きで、氏の著書はすべて持っている私ですが、今回も皐月賞から始まった所謂「2億円馬券」のWin5を切り口に、見事かつ辛辣な文章を展開していらっしゃいます。本書では、見事にオルフェーヴルの三冠達成を予言しており、また、先頃起こった未曾有の大震災による競馬開催の変更も含め、おそらくは今後2〜3年の中央競馬の行く末を軽く予想しております。とは言え、内容はかなり競馬に詳しい人たち向けであることには変わりなく、本書にも書かれている通り読んですぐに馬券が当てられるようなものではありません。(もっとも、どんな競馬本もそうですが。)競馬番組表を軸に研究する気があり、どのような切り口で考えるべきかのヒントが欲しい人にこそ、読んで頂きたい本です。