予備知識なし,完全に"メラニー・ロラン"ブランド(メラニー・ロランが観られれば駄作でも良い覚悟)で観たのですが,かなりの良作だと感じます.
人間関係(家族・恋愛)の文化も(イメージですが)フランスっぽさが出ています.
ストーリィも画(カメラ)も音楽も良いですし,何気なくオリジナリティあふれるオープニングが後半を盛り上げるフリとなっていて驚きました.
超簡潔なストーリィ軸は「変人の父を嫌っているヒロインが父の本当の愛を知る」と云う,わりとベタな感じです.
が,父の変人っぷりやヒロインも実はちょっと変人(レントゲン技師だがその職場・機材・立場を利用し,レントゲン写真でアートを模索中)だったりで,ストーリィと云うか会話,台詞,行動に面白味があって――いわゆる,エスプリが効いていて――ベタなのに既視感を覚えることなく観られます.
映画の時間も比較的短めながら,メラニー・ロランの魅力も充分堪能(ホントにキレイカワイイ).
ラストシーンも非常に綺麗でジ〜ンと来ました.
4つ星くらいが妥当かもですが,私的にかなりはまったので5つ星で.
どうでも良いですが2011年から2012年はこの映画を鑑賞しながら年をまたぎました(笑).