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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
男の子が好きな要素を全て詰め込んだような傑作,
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レビュー対象商品: 空飛ぶゆうれい船 [DVD] (DVD)
私が子供の頃に劇場で見た東映動画の作品の中では『マジンガーZ対暗黒大将軍』と並ぶベスト作品です。 私は当時、今は無き地元の劇場と 小学校の映画会で2度見ることが出来ました。 オドロオドロしいオープニング。 突如、市街地で展開する謎の巨大ロボットと防衛軍の攻防戦と 白昼に現れ、仲間のはずの巨大ロボットを撃退する‘ゆうれい船’。 防衛軍の攻撃を全く寄せ付けない甲殻類の姿をした怪物群。 人間を溶かす清涼飲料水の恐怖と、印象的なそのCMソング。 海底に巨大な基地を持つ謎の黒幕。 そして、子供向けにしては迫力ある緻密な作画、 緊迫感のあるストーリーと それを構成するカット割りと構図、 音楽の高揚感、主題歌のカッコ良さ、魅力的なキャラクター どれをとっても私の好みにピッタリで すっかりオヤジと化した今観ても十分に楽しめる作品でした。 忘れてはならないのは、 この作品は当時、子供向けに作られたものであると言うこと。 昨今の口やかましい大人のアニメファンの批評の対象にされることを意識して作られたものではないのですから、 子供の頃にリアルタイムで見て思い入れが有る層と 現代の視点で初めて見る層とでは、印象が違って当然であると思われます。 初めて見る方には、40数年分の時代の流れを差し引いた上でご覧頂ければ この時代にこれだけハイセンスな作品が作られた事に驚いて頂けるのではないでしょうか。 ここの登録情報や製品仕様には記されておりませんが、 メニュー画面でBGM(モノラル)音声のみの再生が可能となります。 ただし、本編に合わせた収録となっているため 本編でBGMが掛かっていないシーンが続けば無音状態が続きますし、 本編で曲の演奏中に他の曲に切り替われば BGM再生も同様に切り替わってしまいます。 ですので、この仕様を持ってして 本作のBGMを完全な形でコレクションすることは出来ません。 無音状態を作るくらいなら、ディスク容量一杯にBGMを詰め込んでくれたほうが 本作のファンとしては有り難かったのですが・・・。 しかし、本作のBGM集が容易に入手することが出来ない現在、 この仕様は大変貴重で有ることには変わりないので 劇伴好きとしては、ここは素直に喜ぶべき所なのかもしれません。 あと、画質についてですが 酷いというほどのレベルでは有りませんが 褒めたくなるような高画質でもありません。 然るべき手段を用いて気合を入れたレストアをすれば かなり良くなる余地は有りそうです。 願わくば、この作品がブルーレイ化され 大画面での鑑賞に耐える画質になりますよう。
20 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
記憶を蘇らせたくて,
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レビュー対象商品: 空飛ぶゆうれい船 [DVD] (DVD)
昭和44年公開。父に連れて行ってもらった記憶はあるものの、内容はさすがに覚えていなかった。今回DVDで観て、ややご都合主義のストーリー展開が気になったものの全体として非常に高いレベルのアニメだったことが改めて確認できた。 残念なのは後半から結末を急ぎすぎた感が残ること。いろいろと制約があったに違いないのだが、前半が非常に凝った謎で観る者を引っ張っていくだけにおしい。 あとDVDとして、もう少し特典を充実させて欲しい。予告、アートギャラリーがついているが、他には資料がないのだろうか。洋画のDVDは価格破壊が進んでいるだけに、この価格には注文をつけたくなってしまう。
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ミステリーからSFスペクタクルへの変わり身,
By がにまーる警部 (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 空飛ぶゆうれい船 [DVD] (DVD)
前半は主人公の隼人たちがボート遊びから、怪しげな屋敷の幽霊話へ。ミステリーかホラー物のような様相。その後急展開し例の宮崎駿さん作画の都市破壊シーン(「ルパン三世第2シリーズ〜さらば愛しきルパン」の原型?)の後、スーパーウェポン「ゆうれい船」対ボアのSF決戦へ・・・。原作の「幽霊船」のお話しを語るには少々時間的に短かったのか、ラストの決戦は遠景だけで迫力不足に思えます。人が溶けるボア・ジュースの恐怖、人をお構いなく敵メカ・ゴーレムと共に都市を破壊する防衛軍。社会的な矛盾を告発する姿勢を色眼鏡的発想で左翼的とも言われますが、当時の一般人にも共感し得た視点でもありましたし、今日に至っては何と示唆の多い告発でしょうか! 映画館に足を運んだ当時、私は小学校高学年。あまり活躍場面は無かったものの、ヒロインのルリ子にウットリしました。映画のポスターの彼女を見つめては「はぁ〜」と溜息。最近のオタク諸君の先触れ、二次コンの走りだった作品です。ラスト、セイリングしながら遠くに去ってゆく隼人たちに被さる挿入歌「隼人のテーマ」(小野崎孝輔さん作曲)は名曲です。
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