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空色勾玉
 
 

空色勾玉 [単行本]

荻原 規子
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (71件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

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   神々がまだ地上を歩いていた古代日本を舞台としたファンタジー。『白鳥異伝』『薄紅天女』と続く「勾玉」シリーズ3部作の第1弾。1988年に福武書店から刊行されたこのデビュー作は、日本児童文学者協会新人賞を受賞、ラジオドラマ化もされ、アメリカで翻訳出版されるなどの話題を呼んだ。本書は徳間書店から1996年に再刊行されたものである。

   国家統一を計る輝の大御神とそれに抵抗する闇の一族との戦いが繰り広げられている古代日本の「豊葦原」。ある日突然自分が闇の一族の巫女「水の乙女」であることを告げられた村娘の狭也は、あこがれの輝の宮へ救いを求める。しかしそこで出会ったのは、閉じ込められて夢を見ていた輝の大御神の末子、稚羽矢。「水の乙女」と「風の若子」稚羽矢の出会いで変わる豊葦原の運命は。

   福武書店版の帯の文句がなによりもこの本の世界を物語る。
「ひとりは「闇」の血筋に生まれ、輝く不死の「光」にこがれた。 ひとりは「光」の宮の奥、縛められて「闇」を夢見た。」

   不老不死、輪廻転生という日本の死生観や東洋思想とファンタジーの融合をなしえた注目の作品。主人公2人の成長の物語としても、その運命の恋を描いた恋愛小説としても、一度表紙を開いたからには最後まで一気に読ませる力にみちている。中学生以上を対象とした児童書ではあるものの、ファンタジー好きの大人の読書にも耐えうる上質のファンタジーである。(小山由絵)

出版社/著者からの内容紹介

村娘狭也の平和な日々は祭りの晩に破られた。「鬼」が来て手渡した「水の乙女の勾玉」…憧れの「輝」の宮で待っていた絶望…そして神殿で縛められて夢を見ていた輝の末子稚羽矢との出会いが、狭也を不思議な運命へと導く…。神々が地上を歩いていた古代日本、光と闇がせめぎあう戦乱の世を舞台に織り上げられた、話題のファンタジー。

登録情報

  • 単行本
  • 出版社: 徳間書店 (1996/07)
  • ISBN-10: 4198605394
  • ISBN-13: 978-4198605391
  • 発売日: 1996/07
  • 商品の寸法: 18.4 x 12.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (71件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 104,801位 (本のベストセラーを見る)
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32 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By rinko
形式:単行本
時代は豊葦原を創造した神が、人の世に降り立って、治めていた黎明期…。同じ神の末裔である少年と少女が出会い、新しい豊葦原でいかなる生き方をすべきかを模索してゆく物語です。

NHK-FMで放送されたオーディオドラマで少し聴いたときから、すっかりこの作品の虜になって、本の厚さも気に留めることなく、夢中で読み切ることができました。狭也と出会うまで、「ひとり」でいる意味さえも知らなかった稚羽矢の、彼女を恋い慕う気持ちが、人を超越した純粋な感情であったことに、深く胸を打たれました。「古事記」をベースとしていながら、あの古い記録だけのような物語が、これほど素晴らしい情感あふれる物語として描かれたことに、ただ驚嘆するばかりです。

このレビューは参考になりましたか?
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
新書版が出ていたことをつい最近知り、嬉しさついでに思わず買ってしまいました。

単行本のどっしり構えた感じも好きですが気軽に読むにはやはりこちらですし、

新しい形態での出版によりさらに多くの人の手に触れるであろうことが本当に嬉しいですね。

荻原さんの代表作である勾玉三部作、その一作目であることに加え個人的に3つの中でこれが一番好きなので、思い入れはとても強いです。

メインの少年少女がなかなか相容れられぬ立場に置かれるのは三部作通しての共通点ですが、

不死の民、転生の民という存在の根本から違ってしまうような違いを持った今作の二人の物語は、

一体どのような結末を迎えるのだろうかと非常に気になるものでした。

それと同時に二人を応援したくなる気持ちも湧き、つい感情移入してしまうのです。

もちろん設定だけではなく、人物に魅力があるからこそそういう気持ちを抱くものです。

自らの立場に苦悩する狭也、どこまでも純粋な稚羽矢、周りをとりまく味方となる者から敵対する者、

人と神の垣根さえ越えて様々な想いや思惑が入り混じり紡がれる物語は非常に壮大で読み応えのあるものです。

三部作はそれぞれ時代も人物も異なり直接的なつながりはほとんど示されない独立した物語として読めますが、

せっかくならやはりここからスタートしてほしいもの。

是非一度読んでみることをオススメします。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
秀逸 2008/3/6
形式:新書
「精霊の守り人」のあとがきに紹介されていたので読んでみた。
著者の処女作ということで、勢いもあり、
ストーリーのできもよく、和風なつくりがよかった。
章の頭に和歌が引用されているのが、いい味になっていた。

とにかく、読みやすかった。
上質のストーリーをお求めの方にぜひ。

小生は、なんとなく違和感(ちょっと言葉に表現できない)があった分
星ひとつ減。
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最近のカスタマーレビュー
また読み返したい!!
レビューが良かったので思わず買ってしまいました。激しく複雑な内容をイメージしていたのですが、実際は全体的にすっきりとまとまった話でした。作者はおそらく美形が好きな... 続きを読む
投稿日: 18日前 投稿者: remi
是非3部揃えて欲しい作品です
「空色勾玉」「白鳥異伝」「薄紅天女」と
勾玉が時代を超えて続いていく3部の始まり。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: ヒロ
何度でも読みたい
この10年間、何度も繰り返し読んでいる作品です。

初めて読んだときは図書館で。次は、ブックオフで買って。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: 蝶子
悠久なる愛の歴史の開幕、勾玉シリーズ第1弾
荻原規子の勾玉三部作その一。
個人的最高傑作は第二部の「白鳥異伝」だが、こちらもなかなか捨てがたい。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: YUKI
秀逸な和ファンタジー。
なかなかこの和ファンタジーと言うものは
読む機会に恵まれることがないので
こう言う本を読めたことはとても幸せだな、と思いました。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: miyan☆ミ
東日本大震災を経験すると、読み方も変わってくる
原作は、1988年に発表されたから、すでに20年以上がたっている。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: ワッピ
大好きです
初めて読んだのは小学生の頃でしたが、

丁寧に描かれている世界観

魅力的な登場人物... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: しば
日本神話的
個人的には面白い話ではありませんでした。しかしながら星を4つ付けたのは、日本神話に題材をとったというこの小説が、単にネタとしてだけではなく、この小説そのものが日本... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: JAZZファン
氷室冴子にはかなわない
子供が読む本です。

30すぎの大人が読む本ではありませんでした・・・・残念... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: スポンジぽぶ
なぜこんなに定評があるのか分からない……
半分ほど読んだところで挫折しました
色々な要因が重なった結果ではありますが、特に「地の文がしつこい」という点が大きかったように思います... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: 天奈
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