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空色勾玉 [単行本]

荻原 規子
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (87件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,836 通常配送無料 詳細
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商品の説明

商品説明

   神々がまだ地上を歩いていた古代日本を舞台としたファンタジー。『白鳥異伝』『薄紅天女』と続く「勾玉」シリーズ3部作の第1弾。1988年に福武書店から刊行されたこのデビュー作は、日本児童文学者協会新人賞を受賞、ラジオドラマ化もされ、アメリカで翻訳出版されるなどの話題を呼んだ。本書は徳間書店から1996年に再刊行されたものである。

   国家統一を計る輝の大御神とそれに抵抗する闇の一族との戦いが繰り広げられている古代日本の「豊葦原」。ある日突然自分が闇の一族の巫女「水の乙女」であることを告げられた村娘の狭也は、あこがれの輝の宮へ救いを求める。しかしそこで出会ったのは、閉じ込められて夢を見ていた輝の大御神の末子、稚羽矢。「水の乙女」と「風の若子」稚羽矢の出会いで変わる豊葦原の運命は。

   福武書店版の帯の文句がなによりもこの本の世界を物語る。
「ひとりは「闇」の血筋に生まれ、輝く不死の「光」にこがれた。 ひとりは「光」の宮の奥、縛められて「闇」を夢見た。」

   不老不死、輪廻転生という日本の死生観や東洋思想とファンタジーの融合をなしえた注目の作品。主人公2人の成長の物語としても、その運命の恋を描いた恋愛小説としても、一度表紙を開いたからには最後まで一気に読ませる力にみちている。中学生以上を対象とした児童書ではあるものの、ファンタジー好きの大人の読書にも耐えうる上質のファンタジーである。(小山由絵)

内容紹介

村娘狭也の平和な日々は祭りの晩に破られた。「鬼」が来て手渡した「水の乙女の勾玉」…憧れの「輝」の宮で待っていた絶望…そして神殿で縛められて夢を見ていた輝の末子稚羽矢との出会いが、狭也を不思議な運命へと導く…。神々が地上を歩いていた古代日本、光と闇がせめぎあう戦乱の世を舞台に織り上げられた、話題のファンタジー。

登録情報

  • 単行本: 366ページ
  • 出版社: 徳間書店 (1996/07)
  • ISBN-10: 4198605394
  • ISBN-13: 978-4198605391
  • 発売日: 1996/07
  • 商品パッケージの寸法: 18.4 x 12.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (87件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
28 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 傑作和製ファンタジー 2006/12/20
投稿者 bravebird
形式:新書
新書版が出ていたことをつい最近知り、嬉しさついでに思わず買ってしまいました。

単行本のどっしり構えた感じも好きですが気軽に読むにはやはりこちらですし、

新しい形態での出版によりさらに多くの人の手に触れるであろうことが本当に嬉しいですね。

荻原さんの代表作である勾玉三部作、その一作目であることに加え個人的に3つの中でこれが一番好きなので、思い入れはとても強いです。

メインの少年少女がなかなか相容れられぬ立場に置かれるのは三部作通しての共通点ですが、

不死の民、転生の民という存在の根本から違ってしまうような違いを持った今作の二人の物語は、

一体どのような結末を迎えるのだろうかと非常に気になるものでした。

それと同時に二人を応援したくなる気持ちも湧き、つい感情移入してしまうのです。

もちろん設定だけではなく、人物に魅力があるからこそそういう気持ちを抱くものです。

自らの立場に苦悩する狭也、どこまでも純粋な稚羽矢、周りをとりまく味方となる者から敵対する者、

人と神の垣根さえ越えて様々な想いや思惑が入り混じり紡がれる物語は非常に壮大で読み応えのあるものです。
... 続きを読む ›
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39 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 神と人とがまだ分かたれる前 2003/3/30
投稿者 rinko
形式:単行本
時代は豊葦原を創造した神が、人の世に降り立って、治めていた黎明期…。同じ神の末裔である少年と少女が出会い、新しい豊葦原でいかなる生き方をすべきかを模索してゆく物語です。
NHK-FMで放送されたオーディオドラマで少し聴いたときから、すっかりこの作品の虜になって、本の厚さも気に留めることなく、夢中で読み切ることができました。狭也と出会うまで、「ひとり」でいる意味さえも知らなかった稚羽矢の、彼女を恋い慕う気持ちが、人を超越した純粋な感情であったことに、深く胸を打たれました。「古事記」をベースとしていながら、あの古い記録だけのような物語が、これほど素晴らしい情感あふれる物語として描かれたことに、ただ驚嘆するばかりです。
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18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
投稿者 夏海
形式:新書
荻原さんの作品に出会ったのは中学生か高校生になったばかりのころ。

大人になった今でも荻原さんの作品がどうしても忘れられず、つい全巻揃えてしまいました。

荻原さんの作品の魅力は、世界観がすごいということ。

登場人物の個性や心情、ひとつひとつが文章で無駄なく表現されていて、読んでるだけでその場の雰囲気や風景が見えてくるかのような気がします。

それに、作家さんの処女作としては良作と言えるのではないでしょうか。

現在は「空色勾玉」に加え、「白鳥異伝」、「薄紅天女」、新作として「風神秘抄」がでてますが、どれもオススメできる一品です!

今は文庫本もでているようなので、一度読んで見る事をオススメします。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
投稿者 夢追い虫
形式:単行本
日本の古典を美しく描いたファンタジーで、情景が鮮やかに目に浮かびます。
この国が長く大切に語り継いでいるものの美しさにすっかり酔ってしまいました。
やはり土台が素晴らしいから重厚で洗練されていて、日本の古典は苦手だった私にも難しくなく読めました。

闇の一族の巫女「水の乙女」として生まれた狭也。
神殿へ閉じ込められてずっと夢を見ていた輝の末子・稚羽矢。
光と闇に生まれた二人の運命の出会いと恋。
二人は孤独で居場所を求め、その過酷な運命を必死で立ち向かっていきます。
自分の無力さを嘆き、どう生きるべきかを模索し、やがては自分たちの手で道を切り開いていく二人。
神々を描く古典とは言っても、若い二人の成長物語にも思えます。
月代王、照日王、鳥彦・・・脇を飾る登場人物もそれぞれで生き生きと魅力的です。

ラストに近づくにつれ二人の思いはどんどん高まり興奮を抑えきれずに読みました。
日本にもこんなに素晴らしいファンタジーがあったんですね。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 みずみずしい神話世界 2009/5/16
投稿者 birdsong トップ1000レビュアー VINE メンバー
形式:新書
読んでみました。

気がついたら午前三時になっていました。

上橋菜穂子さんの「守り人」は中年女性を主人公に据えていて、物語の軸の一つに大人の男女の心の動きというのがあります。その点、児童向けファンタジーの枠からだいぶ外れています。こちらはもっと「普通」の作品で、美少女と美青年の恋物語ですから、その分物語世界に入りやすい人が多いでしょう。ネタバレになるのでこれ以上書けませんが、物語の根っこの所がほんとうに切ない恋愛なんですね。

「守り人」のもう一つの読みどころは、それぞれが江戸時代程度の生産力とインフラを持つ国々からなる国際社会を作り上げた点にあり、その土台には民俗学をベースにした創作神話があります。対してこちらは日本神話の国産みをベースにしており、耳なじみのある話が出てきます。もっともそれはあくまでもベースであり、記紀の神話よりももっと一般的な、地母神と天空神からなるオリジナルの神話世界になっています。岩波新書の「多神教」を思い出しました。

文章もこれが初めての作品とは思えないでき。確かに構成こそ粗い感じがしますが、女の子の心の動きが瑞々しく表現されています。他の作品も読みたくなりました。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0 太古の日本神話のファンタジーであり、心ときめく恋の話
荻原規子さんの作品は初めて読みました。日本神話もプラトニックな恋の話もどちらも好きな人には大変おすすめです!できれば10代の頃に出会いたい作品でしたが、大人の女性... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: よつば
5つ星のうち 1.0 つまらない。時間の無駄。
ヒロインが幼稚すぎて魅力に欠ける。
文体にも特にこれと言った特徴が無く、美しさも簡潔さも無い。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: CC12
5つ星のうち 5.0 現代の人たちのための古事記
素晴らしいです。
日本の古事記を世界観としてうまく生かした傑作ではないでしょうか。
投稿日: 6か月前 投稿者: Altria
5つ星のうち 2.0 常に?が浮かぶ
登場人物の心情とその変化に全く感情移入できませんでした
特に主人公はふらふらし過ぎているというか、いきあたりばったりな行動が目立ちます... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: あじゃん太
5つ星のうち 4.0 子どものころ、夢中で読んだ
小学生高学年ごろ、夢中で読んだ作品。
一大ブームを作った名作。
アニメ化しないかなあ。
投稿日: 8か月前 投稿者: ni-Q
5つ星のうち 5.0 魅了・・・!
文章表現がとても豊かで、
情景が目に浮かぶようでした!

難しい内容なのかな?と思っていましたが、... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: 楓華
5つ星のうち 5.0 オススメです
とても読みやすい文体で感情移入もできます。
シリーズを通してオススメです!!
投稿日: 9か月前 投稿者: 二瓶美和
5つ星のうち 5.0 言葉の色彩感覚が素晴らしい
文句無しの傑作です。

ストーリーもさる事ながら、言葉の色彩感覚が素晴らしいです。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: メガネ
5つ星のうち 4.0 引き込まれます
おもしろいです。
描写もいい感じ。
まだ途中で結末を知らないので、星4つです^ ^
投稿日: 10か月前 投稿者: midori
5つ星のうち 2.0 少女マンガ
全体的に少女漫画です。
シリーズ通して最後までドジッコな主人公にほとんど共感できず、読み終えてしまいました。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: たぼん
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