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空色勾玉(そらいろまがたま) (Best choice) 単行本 – 1988/8/25

5つ星のうち 4.3 100件のカスタマーレビュー

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商品の説明

商品説明

   神々がまだ地上を歩いていた古代日本を舞台としたファンタジー。『白鳥異伝』『薄紅天女』と続く「勾玉」シリーズ3部作の第1弾。1988年に福武書店から刊行されたこのデビュー作は、日本児童文学者協会新人賞を受賞、ラジオドラマ化もされ、アメリカで翻訳出版されるなどの話題を呼んだ。本書は徳間書店から1996年に再刊行されたものである。

   国家統一を計る輝の大御神とそれに抵抗する闇の一族との戦いが繰り広げられている古代日本の「豊葦原」。ある日突然自分が闇の一族の巫女「水の乙女」であることを告げられた村娘の狭也は、あこがれの輝の宮へ救いを求める。しかしそこで出会ったのは、閉じ込められて夢を見ていた輝の大御神の末子、稚羽矢。「水の乙女」と「風の若子」稚羽矢の出会いで変わる豊葦原の運命は。

   福武書店版の帯の文句がなによりもこの本の世界を物語る。
「ひとりは「闇」の血筋に生まれ、輝く不死の「光」にこがれた。 ひとりは「光」の宮の奥、縛められて「闇」を夢見た。」

   不老不死、輪廻転生という日本の死生観や東洋思想とファンタジーの融合をなしえた注目の作品。主人公2人の成長の物語としても、その運命の恋を描いた恋愛小説としても、一度表紙を開いたからには最後まで一気に読ませる力にみちている。中学生以上を対象とした児童書ではあるものの、ファンタジー好きの大人の読書にも耐えうる上質のファンタジーである。(小山由絵) --このテキストは、単行本版に関連付けられています。

内容紹介

輝の大御神の双子の御子と、闇の氏族とが烈しく争う戦乱の世に、闇の巫女姫と生まれながら、光を愛する少女狭也。輝の宮の神殿に縛められ、地底の女神の夢を見ていた、〈剣の主〉稚羽矢との出会いが、狭也を不思議な運命へと導く…。神々が地上を歩いていた古代の日本を舞台に、絢爛豪華に織り上げられた、人気沸騰のファンタジー。人気画家・佐竹美保の絵で飾られた、待望のノベルズ版! --このテキストは、新書版に関連付けられています。

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登録情報

  • 単行本: 420ページ
  • 出版社: 福武書店 (1988/8/25)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4828813306
  • ISBN-13: 978-4828813301
  • 発売日: 1988/8/25
  • 商品パッケージの寸法: 18.6 x 13.4 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3 100件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 1,219,341位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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形式: 新書
荻原さんの作品に出会ったのは中学生か高校生になったばかりのころ。

大人になった今でも荻原さんの作品がどうしても忘れられず、つい全巻揃えてしまいました。

荻原さんの作品の魅力は、世界観がすごいということ。

登場人物の個性や心情、ひとつひとつが文章で無駄なく表現されていて、読んでるだけでその場の雰囲気や風景が見えてくるかのような気がします。

それに、作家さんの処女作としては良作と言えるのではないでしょうか。

現在は「空色勾玉」に加え、「白鳥異伝」、「薄紅天女」、新作として「風神秘抄」がでてますが、どれもオススメできる一品です!

今は文庫本もでているようなので、一度読んで見る事をオススメします。
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形式: 新書
新書版が出ていたことをつい最近知り、嬉しさついでに思わず買ってしまいました。

単行本のどっしり構えた感じも好きですが気軽に読むにはやはりこちらですし、

新しい形態での出版によりさらに多くの人の手に触れるであろうことが本当に嬉しいですね。

荻原さんの代表作である勾玉三部作、その一作目であることに加え個人的に3つの中でこれが一番好きなので、思い入れはとても強いです。

メインの少年少女がなかなか相容れられぬ立場に置かれるのは三部作通しての共通点ですが、

不死の民、転生の民という存在の根本から違ってしまうような違いを持った今作の二人の物語は、

一体どのような結末を迎えるのだろうかと非常に気になるものでした。

それと同時に二人を応援したくなる気持ちも湧き、つい感情移入してしまうのです。

もちろん設定だけではなく、人物に魅力があるからこそそういう気持ちを抱くものです。

自らの立場に苦悩する狭也、どこまでも純粋な稚羽矢、周りをとりまく味方となる者から敵対する者、

人と神の垣根さえ越えて様々な想いや思惑が入り混じり紡がれる物語は非常に壮大で読み応えのあるものです。
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形式: 単行本
時代は豊葦原を創造した神が、人の世に降り立って、治めていた黎明期…。同じ神の末裔である少年と少女が出会い、新しい豊葦原でいかなる生き方をすべきかを模索してゆく物語です。
NHK-FMで放送されたオーディオドラマで少し聴いたときから、すっかりこの作品の虜になって、本の厚さも気に留めることなく、夢中で読み切ることができました。狭也と出会うまで、「ひとり」でいる意味さえも知らなかった稚羽矢の、彼女を恋い慕う気持ちが、人を超越した純粋な感情であったことに、深く胸を打たれました。「古事記」をベースとしていながら、あの古い記録だけのような物語が、これほど素晴らしい情感あふれる物語として描かれたことに、ただ驚嘆するばかりです。
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形式: 単行本
日本の古典を美しく描いたファンタジーで、情景が鮮やかに目に浮かびます。
この国が長く大切に語り継いでいるものの美しさにすっかり酔ってしまいました。
やはり土台が素晴らしいから重厚で洗練されていて、日本の古典は苦手だった私にも難しくなく読めました。

闇の一族の巫女「水の乙女」として生まれた狭也。
神殿へ閉じ込められてずっと夢を見ていた輝の末子・稚羽矢。
光と闇に生まれた二人の運命の出会いと恋。
二人は孤独で居場所を求め、その過酷な運命を必死で立ち向かっていきます。
自分の無力さを嘆き、どう生きるべきかを模索し、やがては自分たちの手で道を切り開いていく二人。
神々を描く古典とは言っても、若い二人の成長物語にも思えます。
月代王、照日王、鳥彦・・・脇を飾る登場人物もそれぞれで生き生きと魅力的です。

ラストに近づくにつれ二人の思いはどんどん高まり興奮を抑えきれずに読みました。
日本にもこんなに素晴らしいファンタジーがあったんですね。
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形式: 単行本
私が、中学生の娘の為に買った一冊ですが、いまは、二人の共通の「宝物のような物語」です。太古の昔、神々の時代には、なかなか心が向かないもの。この本を読んで日本の神話の尊い世界を少し理解できたきがします。主人公は、透明な心ではかないです。そして、彼女を支える登場人物たちも悲しくて切ない。高校生になった娘は、何度も読み返して、今また机の上に出ています。
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