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ぐだぐだ理屈こねてしまったけど、この本結局何が好きだったかって、この人の日記自体が面白かったこと。凄くニュートラルな文書く人だなって思った。
豊かな日本で生まれた頭のよい、恵まれた家庭で育ったお嬢さんが書いた本なのですね、という印象の本です。
個人的には、このような生産的ではない反戦活動は、人の痛みの上に立って、ただ自己のためにパフォーマンスをしているだけとしか受取れず、全く共感できません。
彼女はこの本の印税を全て寄付でもしたのでしょうか?
そうであれば、まだ意味のある本だと思いますが、どうなのでしょうね?
ひとは、実際に歩いて、見て、聞いて、触って、嗅いで、といった手触りのある「歩く風景」によってしかものごとの本質を掴むことはできないと。
作者は、文字通り「歩いて」男のうちを泊まり歩き、100日を越える擬似難民生活を送る中で、自分の日常を詳細に記録してゆく。
わたしたちの日常がどれだけ些細で他愛のないものか、
それでも死ぬまで続いてゆく日常が、どれだけわたしたちにとって大切なものか、
現代が忘れている感情を否応なしに呼び起こされる作品。
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