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空港の大問題がよくわかる (光文社新書)
 
 

空港の大問題がよくわかる (光文社新書) [新書]

上村 敏之 平井 小百合
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

列島に乱立する赤字空港への批判は激しく、不要論も叫ばれるが、本当に赤字空港は即無駄と言えるのか。本書では不毛な断罪を斥け、日本の空港の活路を考える。

内容(「BOOK」データベースより)

空港の赤字とはそもそも何なのかを考え、海外の空港事情を追い、“航空”の観点から空港を分析し、日本の空港の活路を見出す改革案を提示する。

登録情報

  • 新書: 286ページ
  • 出版社: 光文社 (2010/3/18)
  • ISBN-10: 433403554X
  • ISBN-13: 978-4334035549
  • 発売日: 2010/3/18
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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By 革命人士 トップ500レビュアー
形式:新書
現在の日本と世界の空港政策を対比し、何が問題なのかを分析している。既知の問題点ではあったが、1空港当たりの収支やターミナルビル、駐車場などと基本的な空港設備の経営が空港によって別だったり一緒だったりという、かなり基本的な点で見えにくい日本の空港会計の問題点をきっちり示せたという点で、本書は評価できる。また、財務諸表を公開している英米を中心に、空港で世界から人を呼ぼうとする外国の空港運営方法を記しているのは興味深かった。

しかし、本書にはやや読みにくさを感じる。空港会計の考え方について、多く論じられているのもあるが、議論を進めているのか並列して提示しているのか今ひとつ分からない。今後の空港政策をどうすればいいかという政策提示の見通しの悪さも感じる。関西3空港の運用や成田羽田の内際関係など、各空港の個別的問題と会計基準の統合や空港整備特別勘定の廃止などといった全体的な問題が順不同でごっちゃになって書かれていて、すっきりしない。大項目、小項目でくくれば、読みやすかったろう。3章の航空会社の経営史については、空港と航空はコインの表裏とはいうものの、本書の主題に不可欠というほどのものではないし、今や月に何冊も本が出ていて不要ではないだろうか。この3章を略して、諸外国の空港政策を厚く論じれば、より良い空港政策の本になったのではないか。

また、「情報公開を進めつつ住民自身による空港のガバナンスが必要」「赤字であっても巨額すぎず、地域活性化に寄与していれば有用な空港」とする本書の結論には同意できるが、海外や能登空港などの成功例を基に、その政策をどう実施するか、という所にまで踏み込んで論じて欲しかった。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
地方空港の問題とか、新聞記事にもたくさんのりましたので、
この本が特に目新しいな、というところはありませんでした。
この種の本を読んだことがある人なら、
特に買ってまで読むほどかなという気はします。
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By 藤崎健一 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
 日本の空港行政が抱える数多くの問題の内、特に財務面に重きを置いた一冊。
そもそも日本の空港運営はどういう仕組みなのか、それを支える空港特会(正確には社会資本整備事業
特別会計内の空港整備勘定)とは何なのかから始まり、そこにある問題点が現在の空港作りまくり
赤字垂れ流しまくりという事態を招いたことを明らかにします。

 その後は処方箋を求める段階として海外の空港(特に空港民営化に成功しているイギリスの例を紹介)
そして空港を利用する航空会社の動向+アジアのハブを目指す東南アジア+中国+韓国に中東の動きを
紹介し、では日本の空港をどうするのか?という流れで進んでいきます。

 航空行政の問題がクローズアップされるようになってから、同様の書が出てきていますが、前述した
ように特にお金の面に焦点を当て、それを一般向けの体裁で出したこの本はそれだけも読む価値が有ります。

 ただ惜しむらくは帰結部分である「どうするか?」の部分が現状レポート的な枠で収まっているのが
勿体ないです。「特会を解体しよう」的な論はありますが、データを並べた前半部に比べると弱い感が
あります。一般人=有権者が考える為の材料・視座まで提供出来ていたら、より良い一冊になったと思う
次第です。

 一律に民営化すればいい、民営化が無理な物は閉鎖すればいい、という短絡的な話になっていない分、余計に。
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