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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
空海がグッと身近に,
By こいやまK (岡山) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 空海 黄金の言葉 (コスモ文庫) (文庫)
「一般向けの空海本」という前提をつけるなら、おそらく過去出された「空海本」の中でも最上の部類の一冊ではないか。文章は読みやすく、空海が残した言葉の引用を中心にしながら、とにかく敷居をぐっと下げて空海という人物のいろいろな面を見せてくれる。別の評者の方が触れていた「かみ砕きすぎでは」という部分が、これはこれで空海を理解する手助けとしてじつに成功していると思う。 なにしろ空海の原著はいずれも難解な漢文で、当時最先端の知識人の文章を現代語で直訳してもはじまらないのだ。よおくかみ砕いて現代人に通じるよう適度な味付けをしてこそ、言葉を紹介する意味が出てくる。 この本の作者はそこをよくわかっている。ときに単純化しすぎているところもありツッコミどころもたくさんあるが、かみ砕き方は誠実でセンスも悪くない。 「よい星は自分でつかみ それを逃さない」「もらった縁を ありがとうで生かす」「楽じゃなくても、楽しむことはできるはず」……など空海もびっくりの解釈だが、私は気に入ってちゃっかり色紙に書いたりしている。勝手な「超訳」やら「自由訳」やらではなく、現代の読者に通じるよう苦心し誠実に解釈した結果であるように感じる。そこが本書の美点だし、わけのわからない空海研究本よりよほどいい。 これまでいろいろ空海の本を読んだが、面白いのは司馬遼太郎の「空海の風景」くらいで、学者やエラい坊さんの書いた空海本でまともに読める本は一つもなかった。だからいまだに一般には「弘法大師って空海のことだったの?」とか「空海って日本人だったの?」とか、その程度の認識しかないのだ。……これはあまりにも淋しいでしょう。 この本は空海の著書をはじめ、書簡や漢詩にまでよく目配りされ、仏教の真髄にふれる言葉までさらりと紹介されている。初心者にも空海という人物のおよその輪郭がわかる本になっており、なにしろ空海がかなり身近になるはずである。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
空海の言葉をかみ砕き過ぎている,
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レビュー対象商品: 空海 黄金の言葉 (コスモ文庫) (文庫)
手にする人が何を目的にして求めたかにより満足度がいちじるしく変わる本です。私は「空海の言葉」を知りたいと思っていたのですが、中身はかみ砕きすぎと思われました。たとえば、言葉:もっと先へ行けるという思いを捨てずに、こういうのがあって対照されている空海自身の言葉は「未得を得となし、未到を到と思えり」と示されています。意味はどこか通じているように思われますが、空海の言葉の説明として、上に書いたように説明されるとなっとくしがたいものがありました。 空海にこだわらずに、黄金の言葉で何かを得たいと思っている方にとっては有益ではあります。たしかにいい言葉が並んでいます。「成功への道は『最善』を尽くすこと」「素材が多ければ、味わいも豊かになる」等々と。
5つ星のうち 5.0
読みやすい,
By IT萬屋 (東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 空海 黄金の言葉 (コスモ文庫) (文庫)
非常に読みやすく、普段の生活や考え方にも影響をもらえる言葉が沢山あります。 悩んだり、落ち込んだ時などパラパラと捲るだけで ハッっと思う言葉が見つかるのではないでしょうか。
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