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そして帰国後の空海。
桓武、平城、嵯峨と代替わりする朝廷の政治状況が
空海の生き方に影響を与える。
宗教界にも立身出世という言葉があるのなら、
決して政治を無視できないのでしょう。
先に帰国して密教の第一人者とされた最澄との確執。
なぜ二人の間柄は悪くなってしまったのか?
なぜ最澄からの経典の貸借依頼を空海は断ったのか?
色々な重荷を背負った者同士は、
なかなか率直に意思の疎通を図れないという見本のようです。
空海と「お大師様」は別なのだということに
納得できるまで時間はかかりましたが、
さすが司馬遼太郎、私のような凡人にも
空海という偉大な人物の実像を見せてくれました。
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