「空海」と言えば宗教的で少しとっつきにくい感じがするかもしれませんが、そんな域をはるかに超えたすばらしいヒーリング・ミュージックになっています。
川のせせらぎの音、どこか懐かしい風の音、鳥のさえずり、低く響き渡る鐘の音。それら自然の音と、笛や人の声、電子的でありながら温かみのある喜多郎サウンドが心地よく混ざり合っています。目を閉じると田舎の田園や参道の木漏れ日なんかが浮かんできたりします。本当に心が洗われる気がしました。
「空海の旅」は四国八十八箇所参りの寺をめぐる旅であるようです。今回のアルバムには第13番札所・大日寺から第23番札所・薬王寺までの11箇所のお寺のイメージ曲が収録されています。それぞれのお寺の鐘の音も入っているとか。決して信心深い訳ではないのに、お寺巡りの旅に行ってみたくなりました。