内容紹介
「三教指帰」で仏教の思想が最高であると宣言した空海は多様化する仏教の中での最高のものを心の発達段階として究明する。思想家空海の集大成であり、空海の真髄を示した名著。わかりやすい訳文で醍醐味をあじわう。
内容(「BOOK」データベースより)
真言密教をひろめる空海は、他の仏教思想との違いを明確にするため、こころをキーワードにして、さまざまな仏教思想を比較分類し、真言密教の優位を明確に説明づけた。本書『秘蔵宝鑰』である。秘められた蔵(真の仏の教え)を開く宝のカギの意で、真言密教を指す。空海は、宇宙の中心・大日如来の明るい光の中で、こころを正しく見直せば、毎日が新しい生活になる、と真言密教の効用を平易に説く。仏教史上の名著を訳文で読む。