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空海「三教指帰」―ビギナーズ日本の思想 (角川ソフィア文庫)
 
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空海「三教指帰」―ビギナーズ日本の思想 (角川ソフィア文庫) [文庫]

加藤 純隆 , 加藤 精一
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日本に真言密教をもたらした空海が、渡唐前の青年時代に著した名著。放蕩息子を改心させようと、儒者・道士・仏教者がそれぞれ説得するが、息子を納得させたのは仏教者だった。空海はここで人生の目的という視点から儒教・道教・仏教の三つの教えを比較する。それぞれの特徴を明らかにしながら、自分の進むべき道をはっきりと打ち出していく青年空海の意気込みが全編に溢れ、空海にとって生きるとは何かが熱く説かれている。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

加藤 純隆
1909年生まれ。大正大学講師。千葉・金乗院住職。1982年没

加藤 精一
1936年生まれ。慶應義塾大学法学部卒。大正大学大学院博士課程修了。同大学名誉教授。高野山大学客員教授。東京・南蔵院住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 185ページ
  • 出版社: 角川学芸出版 (2007/9/22)
  • ISBN-10: 4044072027
  • ISBN-13: 978-4044072025
  • 発売日: 2007/9/22
  • 商品の寸法: 14.4 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By jiateng4 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
本書は口語訳であるため、空海青年の当時の心境をとても読みやすく伝えています。
驚いたのが、「眠気を払うために首に縄をかけたり、股を錐でつっついたりした」と言う故事があるがそれさえまだ不十分だと思うくらいの気持ちで熱心に勉強をしたと言うくだりです。

空海と言えば、日本史上最大の天才と言われていますが、その裏にはこのような人が知らないような努力を積み重ねていたと言うことが、その後の虚空蔵菩薩求聞持法経を修行したエピソードでも明らかになります。

その意味では本書は、空海の思想を理解すると言う事だけではなく、現代にも通じる自己啓発書として十分通用する内容だと感じました。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By aki
形式:文庫
弘法大師空海が24歳の冬、自身の仏教帰依に対する思いを綴ったもので、三題話の形態をとっている。
加藤師が祖父の代から3代にわたって研究しまとめたものを読みやすい口語体でかかれたもので、お話のような雰囲気で読むことができた。

空海24歳。 
自身の行く末を仏教に求めた気持ちがとてもよく書かれていると思った。
全体として、ひとりの男が自分の放蕩のかぎりをつくしている甥っ子を何とか目覚めさせて欲しいと欲し、3人の男からその指導を受ける。
はじめは儒教、そして道教、最後に仏教の徒(空海の姿であろうか)。
すでにその中に各教の教えの本質的なものが描かれ、その中でも仏教は、一番すぐれたものとして終わっている。
その後、空海は苦労の果てに中国にわたり、密教を学び戻り、日本国中に広めていくのだが、
後半にその空海の生涯、最澄との話など、史実としてまとめられている部分も面白かった。
単なる学究の徒ではなく、生まれ故郷の四国に、干害の対策としてのたんさんの池を掘り、多くの人を助けた空海。
わたしは、ひとりの人間として興味深く読ませていただきました。
また仏教の入門書・・と書いてありました。
一度読んでみてはいかが・・かと。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
空海が24歳で書き上げたとされる本で、原文は漢字や言い回しが難しく読みずらかったんですが、こちらの文庫は現代風にかなり分かりやすく書き綴って頂いているので非常に読みやすかったです。空海の基本理念みたいものを理解するならお薦めの一冊です。
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