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空母瑞鶴―日米機動部隊最後の戦い (光人社NF文庫)
 
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空母瑞鶴―日米機動部隊最後の戦い (光人社NF文庫) [文庫]

神野 正美
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

排水量二万九八〇〇トン、全長二五七メートル、最大速力三四ノット、最大搭載機八四機―日本海軍随一の“幸運艦”と呼ばれながら、わが身を賭したオトリ作戦に出撃、ついに全身に敵弾を浴びて南海の水底に沈んだ空母「瑞鶴」―その最後の戦い・エンガノ岬沖海戦の全容を、多数の証言と日米史料を解析して精密に再現する海戦ノンフィクション。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

神野 正美
戦後生まれのエンジニア。永年にわたって集めた日本軍関係者の証言・史料と、海外から得た膨大なデータをもとに、戦史の研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 571ページ
  • 出版社: 光人社 (2008/10)
  • ISBN-10: 4769825889
  • ISBN-13: 978-4769825883
  • 発売日: 2008/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By すなフキン トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
丸 2011年 01月号 [雑誌]
で、秋月型駆逐艦「初月」の、思いもよらぬ奮闘を知り、
情報を見直しておりましたところ、この本がまさにネタ本であったことに気づきました。

小沢おとり艦隊護衛艦であり、空母瑞鶴が沈んだ後、乗組員の救助に奮闘した駆逐艦初月。
しかし、そこに、米国重巡艦隊16隻が迫ります。
こちらは、軽巡五十鈴と駆逐艦が2隻のみ。
どうする!!!

ここで、初月は思いもよらない行動に出ます。
単艦、米国重巡艦隊16隻に突っ込んで行くのです。
その間、僚艦2隻は、戦場を離脱。
初月の運命やいかに…

ネタバレは避けますが、この戦い後、米国重巡艦隊司令デュボーズ少将は
「断腸の思い」という言葉を残しております。

この章のみでも、貴方が駆逐艦な方であれば、涙無くしては読めないでしょう。
そしてこの章は、旧版である
空母「瑞鶴」 (新戦史シリーズ)
には載っていません。

しかし、この本の凄さは、徹底したリサーチと、生存者へのインタビューの積み重ねによって、
一つ空母瑞鶴のみならず、小沢おとり艦隊に何が起きたかを現在可能な限り、
肉声によって再現しようと試みたところでしょう。
そして、その試みは、淡々たる筆致とあわせ、素晴らしく成功しているように思えます。
戦争というものの無情感、その中で翻弄されていく者達の諦観、
そして、その中でも人として出来ることを最大限に行おうとする人々の姿、
勇者とかそういうことでなく、人が人としておかれた環境の中で精一杯誠実に生きようとするその姿、
それらが見事に描き出されている本です。

この本は、単なる戦史マニアのみに独占させておくにはあまりにも惜しい。
立場を問わず、可能なら全ての日本人に読んで貰いたい。本当にそう思います。
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
昭和十九年以降、最後の出撃から沈没後まで、日米の記録と
多数の関係者の証言で構成された瑞鶴(とその僚艦)の、
さらりと語られる「事実」の積み重ねに引き込まれます。
このような手法で一冊の本にまとめるまでには、膨大な時間と手間がかかった
であろうことが容易に想像できますし、戦後六十年以上が経った現在、残念
ながら同様の手法をとる事は、ほぼ不可能でしょう。

もし、この本が気に入ったならば、同様のアプローチで著された「軍艦武蔵」
も必読です。
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