登録情報
|
しかしそんな温かみだけではない。この作品の本当のよさは、そこかしこに振りまかれている“寂しさ”による影だ。あまり大きな絶望だとかそんなんではない。もっと小さな、皆が去った後の放課後のような、ポツンとした寂しさ。それはボーカルのこえの切なさが醸し出しているものかもしれない。少し声に弱さがあり、且つ純粋な性格が表れるような歌声だけに、全力少年の力いっぱいさだけではなく、少年らしい小さな胸の影を、ボーカルは自然に表現できているようだった。
全曲心地よく、スキマスイッチの良さをたくさん感じられる。作品としても期待を裏切らない一貫したメロの良さで、安心して聴いていられた。またアレンジも随分そこから曲想を広げており、彼らの世界観を堪能することに、一つの「空想クリップ」のイメージを掴める。
まあ、強いて逆を言えば小奇麗にまとまりすぎとも言えるので、次回作は多少やんちゃなところもみてみたい。まあしかし、今作で表れていた少年や青年の持つピュアさや情熱、そして優しさ、素朴さそんなイノセンスな部分で、スキマスイッチの音の魅力がわかる。
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|