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空へ向かう花
 
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空へ向かう花 [単行本]

小路 幸也
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

話題の作家、注目の最新書き下ろし登場! 心に闇を抱えた少年と少女。彼らが直面する現実は想像以上に厳しいものだった。揺れる世代の内面を、優しい筆致で描いた、小路幸也最新傑作登場!

内容(「BOOK」データベースより)

ハルとカホは違う小学校に通う、六年生。接点などなかったふたりが、運命のいたずらによって引き寄せられる。心に傷を負った少年、少女、そして彼らを見守る大人たち。それぞれが懸命に、前を向いて歩いていく―。

登録情報

  • 単行本: 282ページ
  • 出版社: 講談社 (2008/9/26)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 406214963X
  • ISBN-13: 978-4062149631
  • 発売日: 2008/9/26
  • 商品の寸法: 19 x 12.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 596,816位 (本のベストセラーを見る)
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
事故で女の子を死なせてしまった6年生のハルは、自殺しようとしていたときに、死んだ女の子の親友、花歩に偶然助けられ、出会う。

花歩は、小さい頃に父親から虐待され、母親に捨てられるという重い過去を抱えながらおじいちゃんと二人暮らしをしている。

辛い思いを抱える6年生の男の子と女の子が、死んでしまった女の子を通じて偶然に知り合い、辛い苦しい思いを抱えながら、それでも前を向いて歩いていこうとする。

「どうしようもないことって、起こるんだって、わたしは知ってるから」
と花歩は、自分の親友を死なせてしまったハルを受け入れる。

そして花歩の家の屋上に、死んだ女の子が夢みていた屋上庭園を作ることにする。
この二人がめちゃくちゃ健気だ。

そしてこの二人を支える「イザさん」という50代のおじさんと「キッペイ」という大学生がまた良い。
特にイザさんがカッコいい。
甘すぎず、冷たすぎず、いつでも一歩離れて、いつでも温かく見守っている。

「他人が、誰かの、悲しみを癒すことはできない。苦しみを取り除くことはできない。そこから立ち直るのはどんな時代だろうとどんなときだろうと、その人間個人の力なのだ。その人間がそういう思いにならなければ、何も消えていかない。
だが、周りにいる者は、その手助けはできるはずだ。
大人は、しなければならない。
子供たちが進むべき道を、指し示してやらなければならない。」

子供はいつでも守るべき存在なのだ。

そんなメッセージが聞こえてくるお話だった。

そして、誰かが温かい心で支えてくれれば、どんな苦しみにも立ち向かっていけるのだと思わせてくれる。

最後までスッキリとわからないことがあったり、イザさんの最後がちょっと出来すぎって感じもあるけど、それでも、この読後感の温かさは小路幸也ならでは。

やっぱりこの人のお話、大好き。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ちみ
形式:単行本
に重いものを抱えた小学6年生の男女が偶然出会い、
またその二人と知り合った大人と一緒に前に進んでいく・・・

なんのこっちゃわかりませんが、とても気持ちがいい本です。
主人公の二人が背負ったものを考えると、気持ちがいいなんて
変ですが、力がわいてくる気がします。

この子たちのように、
「この人に出会えてよかったなあ」と思える人に自分は出会っているか、また
自分が他人からそう思ってもらえるか考えてしまいました。

女の子と仲良くなった大学生が、
「弱いものを助けようとすると偽善者だと言う人がいるが、
弱いものを見て、助けたいと思わないほうが変だ」ということを
言っています。
本当にそう。でも、最近なぜかみんな周りの目を気にしてなのか、
偽善者になりたくない傾向があるような気がします。
この人の書く人物は好きだなあ。

なんか、この本に出てきた大人を主人公にした話も書いてほしいです。
このレビューは参考になりましたか?
形式:単行本
主人公の男の子が殺してしまった経緯を最後までぼやかして、周りの人があれは仕方なかったのだからとばかり書かれており、読者にはなかなか知らせてくれず、もどかしい。目撃者もいて事故だと分かってるなら少年にそこまで冷たく当たる周りはおかしい。 アイシテルの漫画と似てるが、そちらの方が現実味がある。
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