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空の青み (河出文庫)
 
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空の青み (河出文庫) [文庫]

ジョルジュ・バタイユ , 伊東 守男
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 882 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

20世紀最大の思想家の一人であるバタイユが、死とエロスの極点を描いた1935年の小説。ロンドンやパリ、そして動乱のバルセローナを舞台に、謎めく女たちとの異常な愛の交錯を描く傑作。

登録情報

  • 文庫: 244ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2004/7/2)
  • ISBN-10: 4309462464
  • ISBN-13: 978-4309462462
  • 発売日: 2004/7/2
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
とある道の曲がり角まできたとき、遭遇した墓地、そこには無数の小さな明りが、夜の中で風に揺れていた。どちらが空でどちらが地か分からないこの星々の死の深淵を埋めるように、「私」とダーティは互いの肉体を貪り求めあう・・・。
バタイユの小説に登場するキーワードはいろいろあるでしょうが、この小説で私の心に留まったのは「星空」でした。
黒い画用紙に白い砂を撒き散らせば砂は活き活きと美しい──星々もまた、あの寒々とした暗闇なくしては、その煌びやかさは失われてしまうのでしょう。寒々とした孤独感、死、それらを思わせる空の深淵に、これほどまでに美しさを語る魅力があるなんて。
何度も読み返したい小説でした。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 101
形式:文庫|Amazonが確認した購入
「性」と「死」をここまでさらけ出しても、下品でないのはなぜでしょう?

強烈に人間のシャドウな部分を描ききった内容が、逆にカタルシスとなっている気がする。

人によっては、この一冊でノックアウトされるほどの暴力性が秘められている。

どんどん堕ちていく主人公は、「死」を求める流離人のようだった。

しかし、ラストはいい意味でさっぱりしている。

やっと、題名の意味がおぼろげに理解できた。

決して普通の小説ではないので、最後の「訳者あとがき」を先に読むことをおすすめします。

バタイユ哲学ーーー無敵です。
このレビューは参考になりましたか?
By
形式:文庫
 「泣くのはおやめ。だけどきみには狂っていて欲しいんだ。ぼくが死なないためには、そうしていてもらわないとだめなんだ。」122p
 バタイユの作品は常に死と接している。それでいてある解放感。人間がどんな社会的存在であれ、アウトとの境界は誰にだって有るからだ。それが人生に照らし合わせてどんな色を帯びるかは分からない。気持ちいいかもしれないし嫌かもしれない。ただ自分から出て行く「解放」の次元は、世界を認識する者には間違いなくあるのである。
 訳者の解説がまたなかなかにおもしろい。宗教が何であれ、死ぬ可能性のない人間などいないんだから、バタイユの作品は非西洋の文化ともコミットする。
 ちなみに仏語のCONというのは谷川俊太郎さんも詠んだ「あれ」です。
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