この漫画、私も転職に6ヶ月程時間を掛けた事があって、非常に身につまされる内容でした。
やりたい事が無いまま高校を卒業し、なんとなく進学も就職も気が進まない。でも、周囲は自分を置いていくかの様にそれぞれの道を進んでいて、あせりとも不安とも付かない日常の中、なんとなく就職しなくてはなぁ〜と思って活動をするも、現実の厳しさにくじけそうになる。
就職活動中(職安とか)のかなえの心情も良く分かる……って言うか、モロ自分と同じじゃん!と、一体何回突っ込みを入れてしまったか(笑)
帯の「明日もあるから大丈夫」と言うキャッチコピーも、ほんと、同じこと思ってました。
今回最終巻と言うことで、かなえが色々と悩み葛藤して自分の進むべき道を見つけるのですが、ラストのシーンは非常に良かったと思います。あのシーンがあるからこそ、単なるニート漫画に終わらずに青春群像としての面が出たと思います。
それから、この漫画の良い所は、かなえを取り巻く環境が良いところですかね。友達だったり、お母さんだったり、バイト先の先輩だったり……かなえの頼りなさを心配しつつも、温かく見守っているあたりうらやましかったりします。
ほんわかした雰囲気と、ちょっと身につまされる内容。そして最後のシーンだけでも買ってそんは無かったと思います。