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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
原点を見つめたくなる。,
By ミセスことり (埼玉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 空が青いから白をえらんだのです―奈良少年刑務所詩集 (単行本)
一気に読み終えました。読んだ人がそれぞれに感じて欲しい。そして、たくさんの人に読んでもらいたい。 詩は受刑者です。でも、そこに書かれてあったものは 純粋な心の言葉。 犯罪者を作らない世の中であることが大事であると。 色々な思いが残り、レビューの言葉が続きません。 とても素敵な詩です。作者に感謝します。そして、 編纂された寮美千子さんに。 授業風景も想像しながら、いかに素晴らしいものであったかがわかりました。 「人は変わるのです」 そう「人は変わるのです」 「人は変わるのです」 その人たちを受け入れる社会を作り上げることは 私達誰もが学ばなければいけない。 非難などいつでもできる。自分は関係ない、 悪いことをしていない。そういう問題ではないと思えた。 巷では幸せになるための本やセミナーが盛んな中 「幸せになりたい」と言う事が出来ない人たちがいる。 この本をこれから子育てをされる方にも、またお母さんを経験された方、 教育などに携わっている方には特にお勧めします。 写真も素晴らしく、古き良き建築物である奈良少年刑務所を 知ることができます。 この本には、たくさんの人のための様々なヒントとなる 澄んだ美しい言霊がありました。
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
心の奥底に柔らかくて優しい物を持つ少年たち,
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レビュー対象商品: 空が青いから白をえらんだのです―奈良少年刑務所詩集 (単行本)
「空が青いから白を選んだのです」この美しい詩で始まる本詩集は、最初は色や夢をテーマにして、やがて刑務所内での生活や、自分の犯した罪に関係した詩が綴られている。 そして恋の詩と母親への詩も。 この詩集は奈良少年刑務所の新たな試みである「社会性涵養プログラム」の取り組みの中で生まれた物だ。 対象は全ての受刑者ではない。このブログラムは、極端に内気で自己表現が下手で、心を閉ざしがちな少年たちを対象としている。 少年にとって詩は女々しさの象徴だと思う。それだけに、内容はなんであれ自作の詩を披露すること自体が、自分の弱さを認めて向きあうキッカケになったように見える。その結果、他人に理解されたいという思いが生まれて来る。 この対象者達をみて、ある先天的にコミュニケーションに障害のある青年の話を思い出した。幼児期から社会性を養う事に主眼をおいた養育で、立派に成長した例である。 社会性というのはある程度は後天的に習得可能なのである。もし彼らが、せめて普通の環境で育つことが出来たら‥、と思わずにいられない。 このプログラムも5回を数え、偶然ではない有意な効果があると判断して良いと思う。現時点では寮美千子さんの力量に負う処もあろうが、ぜひ全国に広めてもらいたい。加害者を減らす事は、被害者を減らす有効な手段の一つだとも思う。 詩集としての評価を書いてないので、代わりに下手な詩で賛辞を贈ろう。 『やがて出て行く君たちへ』 君はいずれここを出て行くのだろう 時に暖かく 時に厳しい 世間に出て行くのだろう つらい時、みじめに感じた時には この詩を書いたときのことを思い出してごらん 君の心に向き合った時のことを 君の心に優しいものを見つけた時のことを 思い出してごらん その思いを言葉に表せた時の喜びを 伝えた時に感じた胸の高鳴りを 受け止めてくれた友を その賛辞を 思い出してごらん 世界でただ一つの詞をつむいだ君を 君に幸あれ 君の心に安らぎあれ
13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
この美しい言葉たちを無くすために…,
By 久延毘古 "幽黙" (兵庫) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 空が青いから白をえらんだのです―奈良少年刑務所詩集 (単行本)
詩という枠をある意味で超越している言葉たち その背景となる事情を知らされるからかもしれないが このあまりにも悲しい言葉たちはあまりにも美し過ぎるし このあまりにも美しい言葉たちはあまりにも悲し過ぎる 言霊とも呼べる 心の表象としての言葉たちを こうして表に出すことができた受刑者たちは ある意味なんとも幸せなことであった そうした言葉たちを 目にすることのできた読者たる私たちは ある意味なんとも幸せなことであった しかしながら この言葉たちは 犯罪 という影を背負っている 犯罪があった以上 そこに被害者という存在がある 命を奪われた場合にはもう取り返しがつかない 命奪われずとも よしんば肉体の傷は癒えても 心の傷が癒えることはない被害者 そしてまた刑に服する彼らも 生涯消えることのない 罪の意識と償いの気持ちを 負い続けることになる この詩集に記された 言葉たちは 心そのもののようで あまりに美しい この言葉たちが 消えてしまうのはとても惜しい でもこの言葉たちは ある意味で生まれてきては ならなかった言葉でもある どうすれば この先 こうした言葉たちを消すことができるのか こうした言葉たちを生み出さないようにできるのか 是非とも学校で読んで欲しい 先生と子どもたちとでディスカッションして欲しい 是非とも親子で読んで欲しい 親と子で対話をして欲しい 是非とも一人で読んで欲しい 自らの心と自問自答して欲しい
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