某所で新品CDが半額セールだったので、前から気になっていたCyndi Lauperのこのベストを買った。
私は現在まだ高二で、洋楽が好きなのだが、最近のPOP/ROCKやR&B、HIP-HOPなどを聴いている。しかし…80・90年代の洋楽にはほとんど興味を示していなかった。というか、最近の音にすっかり耳が慣れてしまっているのだ。
だが「父がCyndi Lauperを聴け」と言っていたので…これを機会にと思い切って買ってみたのだ。
家に帰り、父にCyndi Lauperを買ったと報告すると大興奮。
不思議なことにCyndi LauperのDVDを見ながらの食事となった…
一曲目のGirls〜が流れた途端、「おぉ〜懐かしー!これ昔ディスコでガンガンかかっとったよー」と興奮レベルが更に上がる。
だが、二曲目のTime〜が流れた途端、父は啜り泣き始めたのだ。
家族中がア然としてしまった。
「あの頃はホントに辛かったよ…高校時代はやんちゃして家族にも閉め出されたりして…そんな中ディスコはホントに救いの場所でからね…ぐすっ」 と思い出を口にする…
涙のオールナイトドライブが流れた頃にはボロボロと涙を流し号泣。
さらに母は父につられてもらい泣きしながら…
「あんたがCyndi Lauperなんか買ってくるけぇ父さん泣いたじゃろ!」
となぜか私が怒られる始末…
前置きがやけに長話ですいません。
洋楽POPS全盛期だった80年代…POPSという音楽が出来てさほど間もないこの頃に有名になった歌手は個性というものがホントにさまざまであり、Cyndi Lauperもその中の一人なのだろうと感じた。
奇抜なヘアスタイルに派手な衣装、普通ではないのが一目でわかる。それであって、自由で、美しく、カッコよく、可愛いのだ。
そして歌。
しゃがれた感じのハスキーボイスだがその中にもキチンと芯の通っていて伸びやかな声であり、声色も唯一無二。
力強く歌う時、優しく歌う時、楽しく歌う時など、歌声の使い分けができている。
さらに曲も書けるというから驚きだ。
最近は突出した個性を持ったアーティストが発掘されるのも難しく、似たり寄ったりなPOPSが多いのも事実。BjorkやLady Gaga、Lily AllenやAlicia Keysなどの個性的歌手が現れるのはホントに稀。
だがしかし、このCyndi Lauperという歌手の歌声は、そんな目に見えない集団心理的なものに流された今の私達の時代に、本当に大事なものを教えてくれそうだ。最近の流行に慣れていた私の耳にガツンと来たのだ。
お気に入りの曲、True Colorsの歌詞と歌声は本当に心に染み渡った。 悲しみを分かち合い、本当の色は虹の様に美しい…と語りかけてくれる彼女。PVで太鼓を叩く姿にも、口では言い表せられないような彼女だけの"美"とエネルギーを感じた。
現代のすべての人も、もっと自分の中にある輝きを見つめ、それを素直にさらけ出しながら生きるべきだろうと思った。