「読むことに苦痛を感じる。」
今まで本を読んできて(速読している方も含め)、こう思われた方は是非読んでいただきたい本です。著者の速読にまつわるエピソードを通して、速読とはどのようなものなのかという著者の視点で話が進んでいきます。
方法としては、フォトリーディングに似ています。(参考文献として、フォトリーディング関連の本が挙げられているのでフォトリーディングの著者のアレンジバージョンとでもいえばいいでしょうか。)
目次を見て(ネットで検索すれば分かります)、「まるっきりフォトリーディングやん!」、と突っ込まれた方はちょっと待ってください。
方法としては若干異なる点があるだけですが、速読の捉え方に大きな違いがあります。ここがこの本のポイントなんじゃないかと思うわけです。なぜなら既存のフォトリーディング関連の本は方法は載っていましたが、その考え方が載っていなかったからです。(私の記憶上では、ですが・・)特に、「読むことに苦痛を感じる」というアプローチの本は今までありませんでした。ですので、読むことに苦痛を感じて本を遠ざけてしまう人、読めるんだけど読まない人は一読されると今後の読書の仕方が変わるのではないかと思います。
私の場合フォトリーディングと視点移動の組み合わせで速読をしているので、読むことに苦痛を感じていませんが、速読を学ぶ以前は本を読むことが好きではありませんでした。ですので速読を学ぶ以前の私であれば大いに学ぶべきことが多くあっただろうと思った本です。
著者のエピソードは興味深かったけれど、現在の時点では今まで重ねてきた速読の知識のアップロードにはならず★×4にしました。
以上のことから、「これから速読を学んでみたい」という人や、「速読系の本読んで試してみたけど挫折した・・・」という人は是非是非読んでみてください。★×5の内容であることに間違いないですので。