私は提灯持ちでも広告塔でもありません、アジアでのビジネスで拙い英語を使っているビジネスマンです。対アセアンの仕事が殆どですが、商談、契約等で英語はmustと言えます。そして実感します、日本人の英語力はまだまだ立ち遅れている、多分ワーストかな、と。
そんな私の偽らざる感想ですが、本当にこれはよくできた教材です。既刊3冊全て購入しました。単に耳を鍛えるだけではなく、英語の話しの組み立て方(ロジック)を実に平易に、根気よく何度も解説してくれるので、「相手が次に何を言ってくるか」という推測が立てやすくなり、これが会話にゆとりを産みます。特に電話での対応において、私の場合には即効性を感じました。さらに、ストレートが英語の真髄と思いがちな人(私もそうでした)への大きな効用は、英語なりの「気配りの仕方」を学べることでしょうか。むしろ日本人同士以上に、英語圏の人は相手の立場を尊重し、プライドを傷つけないための配慮をしているのだなと実感し、彼らの人権尊重の精神に感動さえ覚えました。そんなことまでを学ばせてくれる、繰り返しますが、これは本当に優れたテキストです。さらなる続刊を望んでやみません。
最後に2枚のCDも2名の先生(著者)の軽妙なコンビネーションによる解説と豊富な実例という、非常に丁寧なつくりで、これをi-pod等に入れて聴くだけでも楽しく学べます。私は街歩きやジョギングのとき、あるいは満員電車の中で、これを何度もリピートして聴いています。